運命的出会いというものに関する私見。

ついにクリスマス。
きゅびは朝から仕事漬けで、帰宅したのが日付も変わろうかという時間。
我ながら良く働く。

キリストの誕生祭と言われるクリスマス。
よくよく調べてみると、聖書に記載されている諸事実から
どうもキリストが生誕したのは夏頃だという。

じゃ、何故12月25日に誕生祭?
謎なのであります。
どなたか、機会があったらキリスト本人に聞いてみていただけると、
とても助かります。

ところで、前回3度にわたってお送りした「恋愛に関する私見」、
皆様とても真剣に読んでいただいたようで、誠に幸甚のきわみでございます。
恥を忍んで手前味噌な体験を晒した事も、ちょっとはうかばれました。
この場を借りて、略儀ではございますが、深くお礼をさせていただきます。

このところ、あまりに難しいテーマで記事を書いていたので
どうも文章全体が、小難しいと申しますか、理屈っぽいと申しますか、
何だか説教じみた雰囲気を帯びているような気がしてなりません。
そこに今回の「運命的な出会いというものに関する私見」です。
これじゃ、前回までと大差ないように思われるかもしれません。
タイミングもクリスマスの聖なる夜だし。

でも、正直言って当分小難しい話題はコリゴリなのです。
皆様の中にはもしかしたら、
「きゅびって人は、すごく繊細な感性の持ち主ではないか?」
などと思ってらっしゃる方がいるかもしれません。
寝言は寝てから言ってください。
大間違えにもほどがあるってもんです。

自慢じゃないですが、きゅびが繊細になるのは
度を過ぎてお酒を飲み、明け方に帰宅したときに玄関のドアをそ~っと開ける、そんな時だけであります。
極めて真剣に申し上げますが、
運動部に10年以上も在籍した人間に、繊細でか弱い神経の持ち主など
いようはずがございません。
したがって、キリストの誕生日で始めた今回の話題は、
折角ですが、ここらへんから一気にゲビります。
食事中の方は、ごめんなすって。

えー、嫁と運命的な出会いをしたってのは前回の記事で述べました。
実はきゅびにはもう一人、運命的な出会いを感じる人がいます。
いや、犬です。
いとしのばか犬、愛犬ジル号がそれです。

彼女の日課の1日2回の散歩のお供が、きゅびの役目です。
その散歩、実は貴重なトイレタイムでもあります。
彼女は朝・晩の日に2回、食事をするのですけれども
その排泄もきっちり2回いたします。
バカでも意外と律儀なのです。
そんな彼女のとっても素晴らしいところ。
それは彼女がウンコをひねり出す場所にあります。

きゅびの家から駒沢公園へのお散歩コースの途中、
ものすごーく、ゴージャスなつくりの超高級マンションがあります。
はっきり言って、スケール・クオリティ・プライスともにわが駒沢では間違えなく圧倒的No,1です。
エントランス前の敷地内にはゆるいカーブを描いて駐車場へ続くロータリーがあり、
ロータリーにはベンツ、BMW、ベントレー、などの
あからさまな運転手つき高級車が、必ず1,2台は停車しているというほどです。

どちらかというと恵まれない生活を強いられている庶民階層のきゅびは
昔からこの超高級マンションを
「政治家の愛人の巣窟」とさげすみ、稀に現れる住人に対しては
容赦なく軽蔑のまなざしを渾身の力を込めて注いだりしておりました。

もとよりせこくて、金満体制に属する人に対しては無条件に敵愾心をあらわにするきゅびであります。
先日などは国営放送の受信料を支払うのに、
集金係のお姉さんを玄関先で20分ほど説教して、涙ぐませたりしているのです。
うちの近所の超高級マンションが気に入るはずなどありません。
でも悲しいかな日本は法治国家なので、きゅびがそのマンションに嫌がらせをすれば
たちまちお縄を頂戴してしまうのが実情なのです。

下々の民の感情を置き去りにする法とは、一体何なのだろう?
民衆とともに歩まない法律などあってよいのか?!
などと自己中心的なストレスをそこを通るたびにいつも感じていました。

そんな折に巡り合ったのが、駒沢パグ子の異名を取る愛犬ジルであります。
彼女はいつも必ず、時間にして約40分くらいのお散歩行程の中、
誰が教えたわけでもないのに、測ったようにきっちりと超高級マンションの
エントランス正面にブリブリとウンコをひねり出すのであります。
まぁ、体調により若干は誤差はあるものの、
彼女が力むのは間違えなくその億ションの正面なわけです。

実にすがすがしい。
ウンコをひねり出した直後のジルのなんとも誇らしげな横顔。
心なしか、満ち溢れる気品すら感じます。
普段は彼女をほめることは少ないのですが
この瞬間だけははいつも
「よしっ!でかしたぞ!」
なんて、心から喝采を送っていたりします。

その、ジルの排泄の話が「運命的な出会いに関する私見」という
今回のテーマに何故結びつくのか?
その理由を教えて差し上げましょう。

きゅびには苦くもあり誇らしくもある過去があります。
かつて小学6年生の頃、家庭科の授業で食事の栄養素の勉強をしていたときのこと。
「人間に必要な栄養素は何か?」
という黒板に書かれた問いに、先生の目を盗んで「うんこ」と書いたやつがいた。
当然家庭科の先生は大激怒。その日の授業は全部説教で終わりました。
きゅびの名誉のためにこれだけは言っておきたいのですが、
きゅびはそんなくだらない下世話なギャグはとっくの昔に卒業していました。

けれども、そんなことを知る由もない当時の先生は
「普段から悪さばかりしているきゅびが犯人に違いない。」
と断定して、担任の先生に報告しました。

もとより素行は良くなかったきゅびですから、担任の先生からも当然犯人扱いされ
その日の学級会の議題で「人としてけっしてやってはならないこと」として、
クラスのみんなの前でさらし者にされ、謝罪させられました。
いたいけな年端も行かぬ少年が、身に覚えのない罪を着せられ
公衆の面前で辱められる。
学校教育の場であってはならぬことです。

ああ、思い出すだに腹立たしい事件でしたが、
実は今では笑って話せる理由があります。
仕返ししたのです。にっくき担任に。

謝罪させられた日の放課後、煮えくり返るはらわたをクラスメートにぶちまけたところで
何の救いにもならないことに気がついたきゅびは
夕食後、再び学校に戻り復讐のためにプールに忍び込みます。
翌日の1時間目が体育で、プールの授業だったのです。

ターゲットは、教員控え室。
男子更衣室の隣にあったので、その存在は承知していました。
鍵も掛かっておらず、当直の職員の目を盗み、まんまと潜入に成功したきゅびは
半日後には、憎たらしい担任の先生が授業前に一服をつけるであろう机の上に、
自ら本物のウンコをするつもりでした。

マジです。

今考えてみたら、これじゃ先生も犯人をきゅびに決め付けるわけです。
だが、そんなことはどうでもいい。
復讐に燃える少年には、主観的な感情さえあればよかったのです。
もとより、「汝、右のほほを打たれたら、きっちり倍にしてやり返せ」が家訓です。
倍返ししなけりゃメンツが立ちません。

が、何度か試みはしたものの緊張のためにウンコは出ませんでした。
そこで、まことに遺憾ではあったのですが、保険として事前に駒沢公園から拾ってきた
犬のものと思しきウンコを、その机の上に山盛りで置いてきたのでした。
なんてすばらしい小学生なのでしょう。
小学生時代のきゅびの一番の栄光です。

と、まぁそのようなわけでして。
言いづらい事なのですが、なんとなく理解していただけると思います。
とりわけ、「恋愛に関する私見」をお読みになられた聡明なる方々は
某文中の「偶然以上の、必然に導かれた奇跡」を思い起こしはしませんでしょうか?
皆様の綺麗な思いを壊してしまったら、すみません。
そこまでしても、きゅびはジルに出会えた奇跡を感じずにはいられないのです。

今日も、明日も、あさっても
雨の日も、風の日も、晴れの日も
日々、特権階級に立ち向かう志の高き名犬ジル。
彼女の力む姿の向こうに、あの遠い夏の日を思い起こす、きゅびなのでありました。

ご批判は受け付けません。悪しからず。

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」」」」」当時のコメント」」」」」

うさうさごん あはは。コメント考える状態ではないので出直してきます・・・o( _ _ )o~† パタッ
2004/12/25 03:30

☆やすたん★ クリスマスについて調べちゃってましたww

2004/12/25 04:46

はむねこさん クリスマスなんて異国の文化です。私には関係ございません!
・・・
・・・寂しくはないですよ・・・泣いてなんかいませんって・・・ぅぅぅ
2004/12/25 08:55

きゅび ようやくこの忙しさにも終わりが見えてきました。
■うさうさごんさん
 い、息絶えたようですが、大丈夫ですか?
■やすたんさん
 きゅびもその後さらに色々調べたのですが、どうも夏というのも
 信憑性に欠けるらしくて、すべてが謎です。
■はむねこさん
 はむねこさんのむせび泣く姿、あちこちで拝見いたしました。
 頑張って!
2004/12/25 10:43

吉田主任 すばらしい小学生です!その後は学級会が開かれたんでしょうか?私も中学時代、同性の先生に理由も無く(可愛いかったから?w)嫌われていたいや~な記憶があります!生徒という立場ではどうしていいかわからず 当時は本当に悩みました 今思い出しても腹が立ちます!結構忘れないものですね~
2004/12/25 12:04

きゅび ■吉田主任さん
 おおっ、同志よ!!
 嫌われるほど可愛いって言うのは物凄いです。「美しさ」は罪ですね。
 事の真偽はともかく二の次として、幼い頃に刻まれた傷は深く心に残るもの。
 その先生に歯向かう時にきゅびは「てめぇ、いつか呪い殺してやるからな」
 と言って、ノートの束でぶん殴られたこともありました。
 いやぁ、ホントにろくでもないことばかり良く覚えています。
 来年生まれる我が子は出来れば、嫁さんに似てほしいものです。

2004/12/25 12:19

如月煉 教師に在らぬ罪を…は御座いませんが、いじめに真面目に真正面から取り組んでくださる其の鑑の様なお方には出会えませんでした故…教師と言う物は何処か信用ならぬ煉で御座います(もうすぐ25に成ろうかとする今も)
当時の体験思い出すと何となく事象は違えど…ですわね。
今と成っては女子より虐めを受けて独り泣くに終わっていた己を叱責したく思いますけれども。
今でしたら…相手ぶん殴ってでも止めさせますのに。繊細(嘘。ひ弱いだけ)でしたこと(はふ)
2004/12/25 13:40

m⇔k ジル・・・いいわ♪とっても良い子だわ♪
うちの近所にもパグ(このこはラッキーというオス)がいるのだが
こいつは ちょうアホ犬で飼い主だろうが飼い主さんのかわいいお孫さんだろうが
吠えまくっている。で、叱られる。で、また吠える・・の繰り返しを毎日しています。いい加減吠えるのを止めてシッポを振ることを覚えてほしいとσ(o・ω・o)は密かに思っています。
2004/12/25 14:09

三井花子 私も自分を主張する為にワンちゃん飼いたくなりました!!
2004/12/25 15:49

きゅび
■如月煉さん
 今ぶん殴ったら、大問題になりかねませんね><;
 くれぐれも用心しましょう^^
 それにしても、25にしてその文体、、、レトロセンス感じますね。
■m⇔k さん
 ふふふ。名犬ジルに賛同してくださる人がここにもいましたか^^
 でも、ラッキー君と同じくらいアホです、きっと。
■三井花子さん
 でしょ?でしょ?すごーく癒されますよぉ~^^
 犠牲も多いですが。
 とりわけ、パグ、お勧めです^^v
2004/12/25 17:13

∮える∮ ジルちゃん素敵ですね^^きっと飼い主に似たのではないですか?^^
うちの猫も普段は気まぐれでのんびり屋なのですが、もしかしたら意外と頭いいのではないかと最近思っています^^;
2004/12/25 19:00

azteca23 仕返しする精神は持っておかなくちゃいけませんね
ジル・・・バッチグーです(後片付けがたいへんそう)
2004/12/25 21:33

vmayo あはははw
きゅびさんと、ジルちゃん、ナイスカップリングですね!
二人は出会うために生まれてきたのかも・・・。
2004/12/26 00:39

きゅび
■えるさん
 うーん、動物って、バカを装っているだけなのかも知れませんね><;
 せっかく装っているのだから、騙されてあげましょう^^v
 ジルノバカッ!ああ、おちつく。(≧∀≦*)
■azteca2さん
 バッチグーには、笑いました^^
 きゅびも死語のレパートリー、結構豊富で周りをびびらせますが
 アステカさんも、その気がおありなようで、、、、
 トレビアンです^^!
■vmayoさん
 そうなのです。
 どうも他人のような気がしない、不思議な相棒です^^
2004/12/26 07:02

ririka34 ジルちゃん・・・なかなかやり手ですね・・ジルちゃん・・惚れました・・w
きゅびさんが小学校で試みた事・・・。すごく想像してしまいました(/ω\)
きゅびさんは・・繊細だと私も想います。なんとなく文面から・・
そんな感じがしております。私の家にチョコエッグのパグがありますw
コレクションなんですが・・犬ばかり集めた時があって・・それでパグが
いるんですけど・・それを見ると、ジルちゃんを思い浮かべるようになりましたよ
2004/12/26 17:29

きゅび そのジルなのですが、忙しくて散歩1回サボったら、またしても居間のど真ん中でンコしやがった。一緒に暮らしていると、あまりに可愛くて張り倒したくなるほどです。
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by hinemosunorari | 2004-12-25 03:21 | 早乙女ジルさん | Comments(0)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
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