恋愛に関する私見。(前編)

だから嫌だと言ったんです。
こんなややこしいタイトルで記事なんか書きたくないのに。
おかげでここ数日というもの、仕事をしていない時はずっと
恋愛に関する自分の考えを必死にまとめてみたり、古今東西の格言を引っかき集めてみたり、
結婚する前の自分の恋愛を思い返してみたり、と
忘れていた悪夢を再び自ら思い出すような、とてもツライ作業に追われておりました。
弁解がましく聞こえるでしょうが、決して更新を意図的にサボっていたわけではないのです。
そのくらい憂鬱な気分でこの記事に取り組んでいるのです。

人類有史以来ずっと、男と女の間に横たわっている問題に関して、
きゅびごときが偉そうに意見を陳述するってのが、そもそもおかしいわけであります。
なんとなれば、こちとら別に恋愛のプロフェッショナルでもなんでもないのです。
可愛い嫁さんと、可愛いけど馬鹿な犬とを日がな苦労しながら養っている
普通のおっさんなわけであります。

そりゃ、世間様並に色恋の沙汰もありましたよ。
でもね、結婚まで漕ぎ着けたのは、そのうちのたったの1回だけなんですよ?
私見を述べる前に私見の私見を言わせて貰えば、
本来こんなことは、女の子には全く苦労したことなんかない、
たとえて言うなら、正妻の他に妾を何十人も養っているアラブの石油王のボンボン息子とか、
おじいちゃんがロイヤルダッチシェルの会長なんだよねー、
なんていうケタもタガも外れた人が、さらさらと夢物語のように大いに恋愛を語れば
そっちのほうがよっぽど面白いのに、と・・・そう思うわけであります。
きゅびが恋愛を語ったら、あまりに等身大過ぎる事柄ゆえの、
異論反論がマジでオソロシーのであります。

が、しかし、自分で決めちまった手前しかたないやね。
挙げた手を下ろすっていうのも、情けないし。
泣く泣く身を切る、いや斬り刻む思いで書くことにいたしましょう。

さて、事の発端は
「たまにはランダムで、あっちこっち回ってみっかな?」
なんていう軽いノリでした。
本当に、よそ様のブログを勉強しようと思っただけだったんです。
そしたら、やたら恋愛問題のブログに当たること当たること。
まぁ、NAVERのブロガーが年齢層的にやや低いというのも
大きな要素のひとつなのでしょう。
物凄い打率で「恋の悩みの独白」のページに行き着くわけです。

何年か前のウイスキーのコマーシャル。
俳優の長塚京三氏が
「恋は、遠い日の花火ではない。」
と言うキャッチコピーが大好きだったきゅびは
他人事ながら、いちいち全部目を通しました。

ここから先は、きゅびの独断と偏見と大きなお世話に満ちあふれた、
極めて私的な意見ばかりですので、
不愉快な思いをされた方は、容赦なく読み飛ばしていただきたいです。

他人事ながら、いちいち全部目を通したきゅびは、正直なところ
厳しい言い方をすれば、「甘えちゃいけないよ。」
やや、ゆるい言い方をすれば、「そこまで甘えちゃいけないよ。」
と真摯に思ったのであります。

きゅびの極めてミニマムでランダムなマーケティングによると
NAVERブロガーの恋愛における危機的状況は、3種に大別されました。

 ①遠距離恋愛
 ②相手の真意がつかめず、不安である。
 ③相手の言動が不一致だ。または、浮気している疑いがある。

どれも、なんとなく言わんとすることは分かります。
分かりますが、「甘えちゃいけない」っていう意見も分かっていただきたく
1つ1つに私見を述べさせてもらいます。
1つにつき1話として、3回分くらいですかね?
年末で大忙しの手前、3夜連続というのは無理ですが
なるべくそれに近い形で更新します。

まずは①遠距離恋愛に関する私見。

これに関しては、後述する②③とちがって、あまりきついことはいえません。
二人の間に距離がある。それだけで十分、恋愛の成就には不利だと思うからです。
かつて、きゅびも遠距離恋愛なるものをどっぷりと体験しました。
高校時代からずっと付き合っていた女の子が北海道の大学に進学したのです。
仲が良かった僕たちは、四六時中いつも一緒にいました。
会いたい時に会えなくなるのは、本当につらかった。

その見送りにいった羽田空港の出発ロビーで彼女は
「あなたのことを嫌いになったわけじゃないの。
 今でも、これからも、ずっと好きよ。
 でもね、あなたと離れたくて、あたし北海道に行くことを決めたの。
 わかって。ごめんなさいね。」
と、ぽろぽろ涙をこぼしながら言いました。
「わかって」といわれたって、世の中分かることと分からないことがあります。
「コイツは何て無茶苦茶な事を平気な顔で言いやがるんだ。」と、あの時は思いました。

自分が自分でなくなってしまう、気持ち悪さ。
いくら恋人とはいえ、時間も価値観もあまりに共有するものが多いと、自分を見失っていってしまう。
そのことに気がついた彼女は大人でしたし、
全然気づきもしなかったきゅびは、全くの子供でした。

その後ですか?
たった800Kmの距離に負けたくないと言う思いもあって
それまで以上にきゅびは彼女に入れ込みましたが
距離以上に大人と子供の感覚の差ってものは、結局縮められませんでした。

はぁ、今回は本当に話を進めるのがつらいな。

それた話を元に戻します。
遠距離恋愛、確かに大変です。
けれどもそれなりのメリットもあるとおもいます。
何がメリットなのでしょう?

 ①きゅびの例に見るように、くされ縁を冷静に見直す良い機会になる。
 ②きゅびの例に見られないように、自分にとっても相手にとっても「距離」という溝が出来るため、
  相互の努力により「どうにかしてやろう」と、よりいっそう萌える燃える。
 ③些細な電話や手紙が、小躍りするほど嬉しい。(←いまどきはメールである。)

といったところでしょうか?
また、距離を逆手に取った楽しみ方にも、当時苦心していました。
ちなみにきゅびは「遠距離オセロ」をやっていたなぁ。
テレビの囲碁番組みたいに、オセロボードに番号を割り振って
互いの留守電に一日一手ずつ「じゃ、おれB-7ね。これで白30対黒35だから。」
なんてメッセージを残してた。
2勝1敗のまま、終わっちゃったけど。

あと、手紙を良く書いたなぁ。
メールって言う便利なものがなかったからね。
注意しなきゃいけないのは、手紙を書く時間ね。
夜中に書くと集中してすばらしい手紙がかけるんだけど
だいたい翌朝見直すと、感情が思う存分入りまくったその文面たるやまさしく赤面の極みという感じで、
とてもじゃないけど全部読めずにだいたい捨ててしまっていたっけ。
相手が読むであろう時間帯に手紙を書くと、
あまり温度差のない手紙がかけるということを学習したなぁ。

うーん。またただの思い出話になっている。

とにかく、距離に負けない創意工夫と実行力さえあれば
きゅびがだめだった遠距離恋愛、どうにか乗り切れると思うんです。
ただただ言いたいのは、「会いたい」という気持ちに負けない、気概を持ってほしいという事です。
お互いにべったりくっついた恋愛というのも、アリなのでしょうけれども
それはややもすると、「彼氏ごっこ・彼女ごっこ」に終止ししてしまうように思えるのです。
それに気がつかないと、空港できゅびとおなじ泣きっ面をさらすことになるでしょう。

少なくとも本当の恋愛の形は、それぞれ自立していて
ただの馴れ合いではおわらない、そんな関係なのだと思います。

「理解し合うためには似ていなくてはならない。
 愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない。」

よく言われる言葉ですが、きゅびは19歳の春に身を持って噛み締めた言葉です。


」」」」」当時のコメント」」」」」

★アクアマリン 最後の言葉・・・ とっても奥が深いですね・・・ 価値観はなるべく近いほうがいいけど お互いに無い物を持っていたほうがいいってことなのかな? 私は遠距離ってしたこと無いけど 実際の距離に負けないように 心の距離だけはいつも近くに居たいよね^^ 逆に言うと 手を伸ばせば触れられる距離に居るのに心が遠いのは死ぬほど寂しいよね・・・ 恋愛ってほんと難しい^^
2004/12/20 10:36

はむねこさん ん~・・・正直今回のコメントはなかなか難しいです^^;
以前にお話したかもしれませんが、恋愛に関して興味が無い(逃げ回ってる?)男ですので・・・単なる「お互いに傷を負いたくない」甘えてる男なのかもしれませんが^^;
アクアマリンさんのコメントにもあるように、本当に難しいですね><b
2004/12/20 11:51

きゅび
■アクアマリンさん
 「心の距離だけはいつも近くにいたいよね。」、たしかに。
 日々痛感いたします。
 前回、会社でブログをしてることを見破られちまった手前
 全く、説得力のかけらもございません><;
■はむねこさん
 それにもかかわらず、コメントを残していただいて、有難うございます(*_ _)人
 やはり、はむねこさんはコメントの達人、いや、超人です。
 当BLOG「のらタリ」(←強引に省略した)に、欠くことのできない
 貴重なコメンテーターですねー^^v
2004/12/20 12:01

吉田主任 涙ぐんでしまいました 2回ほど読み返しました 「会いたい」に負けない気概・・・そうなんですよね 感想は言えません・・・・ 次回はテッショ箱片手に 読みに来ます 
2004/12/20 14:08

うさうさごん 次回、次々回はまさしくわたしに対するお言葉と心して読むようにいたしましゅる~
2004/12/20 14:22

きゅび
■吉田主任さん
 苦労人ほど涙もろいそうです。他人の痛みが解るからでしょうか?
 主任さん、やっぱりいい人なんですね^^;
2004/12/20 14:48

きゅび
■うさうさごんさん
 身構えないでください^^;
 あくまで私見ですから、私見。
 何かのきっかけになればいいとは思いますが、決して説教じゃないです^^
 あれ?大きなお世話と説教って、どうちがうんだろ?
2004/12/20 14:51

vmayo 距離に負けない創意、工夫大切ですよねぇ。遠距離恋愛だけでなく、恋愛は創意、工夫がいるようになった時点で、更なる努力で続けられるか、それとも終わりになるかのどちらかを選ぶ時だと私は思ってます。普通の(遠距離じゃない)恋愛では、創意、工夫がいるっていうことはマンネリ化してるということだと思うし・・。そういうのがなくても、いつまでもお互いを思いやって付き合っていけるのがホントの恋愛だと思うし、離れていてもそれができる人にしか、遠距離恋愛はできないんじゃないかな~と思います。でも、ホント、創意工夫大切です(ノ∀`*)
2004/12/20 14:52

ririka34 お互いが自立していて・・お互いが思いやれて・・・・。
そんな関係とても素敵ですよね・・・・長塚さんの言葉・・私も好きでした!
2004/12/20 15:33

m⇔k 時間と距離とやさしさ どれか一つ選ぶとしたら なにが一番大切ですか?
2004/12/20 17:32

きゅび
■vmayoさん
 世の中の遠距離恋愛中の人、本当にがんばっていただきたいです^^
 がんばれー!
■ririka34
甘いだけじゃやっぱりやっていけないような気がします。
 「遠い日の花火」は蕪村の歌じゃないですけども
 短い一言で、過去の思い出をフラッシュバックさせる
 とても優れたコピーだと思います^^
■m⇔kさん
 「一緒にいる時間」「相手との距離」「相手への優しさ」ということでしょうか?
 む、難しい質問です^^;
 記事で書いたとおり、共に過ごした時間が長くて距離を置かれて
 その距離がどうにも埋められなかったっていうのも
 別れた要因の一つですからね^^;
 うーん、選ぶとしたら相手を思いやる優しさと甘えない強さかな?
 これをを両立しようといまだに奮闘しております。
 ↑あら?優しさと強さって2つじゃんか><;
2004/12/20 18:31

∮える∮ メールやテレビ電話などの進化に伴い、遠くにいても近くに感じられることが容易にはなってきていますね。いつかまた側にいられるようになる可能性があるのなら(つまり結婚、帰省、上京など)、その間の遠距離も楽しめそうな気がします。でもずっと終わりが見えずずっと離れ離れなのは、お互いにとっても苦しいだけですねw
2004/12/21 15:43

きゅび うんうん。ゴールが分からずにマラソンしてるみたいですものね。
やはり、遠距離恋愛、大変ですよ><;
失敗したきゅびでも、遠距離恋愛応援派です><;
2004/12/23 14:40
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by hinemosunorari | 2004-12-20 01:37 | 日々のよしなしごと | Comments(0)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
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