事の顛末報告書

「ずいぶん敵を持ったけど、妻よ、お前のようなやつははじめてだ。」
とは、19世紀ロマン派の代表格と言っても差し支えない、
イギリス詩人ジョージ・バイロンの言葉です。

何故、こんな書き出しで記事が始まるのか
さっぱり見当がつかないという方は、一度当ブログの「12月の目次」から
「新聞記事を見て驚いた」に進んでいただいて、
そこのコメント欄を精読してみていただきたい。

さて、事の顛末はこうであります。

前回作の「新聞記事を見て驚いた」をアップした後、
あちこちのよそ様のBLOGを見て回ったら、
とても「恋」に関する悩みが多いことに気がつきました。
思ったことを誰に愚痴るわけでもなく、独り言のようにつづっているブログや、
詩のような形にしているブログ、寂しさを写真で表現しているブログなどが
結構目に付いたのですね。
そこで次回は「恋愛」について語ってみようと思いました。

大きなテーマです。
こりゃ誰しも言いたいことの一つや二つ、腹に持っているはずです。
いや、むしろ一人前の大人なら、そのくらいの苦労は踏んでいないといけません。
書くことにしたからには、あんまりいい加減なことを書くと
コメントで血祭りにあげられる恐れがあったので
慎重に文献を選んだりとか、情報収集をしたりとかしてました。

きゅびの場合、家に帰ると大変仲の良い犬がいたり、
身の回りのあらゆることを実況しながら話しかけてくる
大変社交的で可愛らしい嫁がいたりします。
物事を冷静に考えるのに適さない環境というべきなのでしょうか。
要するにうるさいのです。

同時にきゅび家においては、「働かざるもの食うべからず」という資本主義理念が
徹底して貫かれているので、
すでにスクリーンセーバーが起動してしまっているPCの前で
物思いに耽る・構想を練る等という非生産的なことは、いうなれば罪悪に等しく
どんなに情状酌量を訴えたところで、ハナクソほども相手にされないのであります。

そこで、会社に残って思う存分スクリーンセーバーの前で
新作の構想を練っていたのです。
これはBLOG中毒患者にとっては、当然の選択といってよいでしょう。
もちろん嫁には何も伝えていませんでした。
大空が恋しくて鳥かごから逃げ出す小鳥は
「じゃ、脱走しまーす」などとは、言わないものです。
大空は快適でした。

誰にも邪魔されずに、静かに綿密な構想を練る。
そして、煮詰まったらお得意様各所を巡回し、コメントをつけたりして気分転換を図る。
効率は大変よろしかったです。そりゃもう。
「弘法筆を選ばず」なんていう言葉はアホタレの妄想なわけです。
弘法でもなんでもないきゅびは、筆も環境も選ぶのです。
「どうだっ、まいったかぁー!」なんて、ノリノリでタイプしまくっていたとき、
ふと、いやな予感がしました。

一度文書を保存して、自分のブログのコメント欄を見てみたのです。
こんな時のきゅびの悪い予感はものすごく良く当たります。
何故かは、分かりません。昔からそうなのです。
「嫁」というゲストの名前の表示を見つけたときは、
「うげ。」というよりも「やはり。」という感じでした。
後のことは、周知の通りです。

もしかして、さぞかし血の雨が降ったに違いないと、お思いですか?
ご期待に添えなくて、大変申し訳ないですが
きゅび家は大変円満でございます。

ただ、一言いわせて頂きたい。
「努力なくして、平和なし。
 平和の影に犠牲あり。」
と。

最後に、私が敬愛するアメリカの司会者(コメンテーターだったりいわゆるMCだったりの先駆者)
、アーサーゴットフリー氏の実に貴重な言葉をもって
今回のメッセージと代えさせていただきます。
なお、次回は「恋愛に関する私見」の予定でございます。

 「結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
  今考えると、あのとき食べておけばよかった。」     アーサーゴットフリー

[PR]
by hinemosunorari | 2004-12-18 00:20 | 日々のよしなしごと | Comments(0)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31