きゅびの、ひねもすのらりノウタリン。

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そこはツッコミどころでしょ!

あまり更新していないと、「あー、とうとうきゅびは過労死したのか。」
と喜ばれてしまうので、忙しい中手短に近況を伝える更新を。

昨日は、某埼玉県某越谷市にある某サンシティ越谷大ホールにコンサートを観に行った。
観に行ったと言うよりも、タレント本人に会いに行った。
誰かというと、今朝某TBS系朝の情報番組に出演し、先頃ミリオンヒットを出した某テノール歌手である。
ちなみに、本人は今週土曜日午前中にも同じTBS系列の某情報番組「・・・のブランチ」にも
出演する予定である。

ともかく、自身のショーの照明について色々と思うところがあるらしく、
事前にそのリクエスト等々を是非直接伝えておきたいとの事だった。

16時30分。
リハーサルが終了したところで、ホールの控え室に招き入れられた。
某テノール歌手の某さんは、話し始めると気さくでとても親しみやすい人だ。

「やぁ、はじめまして。某です。」
「はじめまして。来月のリサイタルからご一緒させて頂きます。きゅびと申します。」
「きゅびさん、早速ですがクラッシックのコンサートというものはですね・・・(略)。
 ですから、僕が特にこだわっている部分というのはですね・・・(略)。」
「ははぁ、なるほど。なるほど。」

=10分経過=

「つまり、いかにして世代を越えたメッセージを観衆に・・・(略)。」
「ほほう。つまりここは、ロン毛パーマでしかも外巻きである必要があるわけですね。」
「ブラーヴォ!その通り。
 すなわちカンツォーネとはナポリ民謡と同一視されてるけれど・・・(略)。」
「分かりました。それ故にそのアルマーニのシャツは
 いつも衿元がビチッと粋な角度で立ちあがってるわけですね?」
「いやいや、ちがうのだよ。
 某が届けたいパバロッティが涙したと伝えられる世界の名曲は・・・(略)。」

=更に10分経過=

「言わずもがな、イタリアの料理は世界の三大料理たる・・・(略)
 トスカーナはビステッカ・アッラ・フィオレンティーナで・・・(略)。」
「ちょっとメモを取らせてください。ええと・・・シャツのボタンは胸まで外す、と。」
「さすがだきゅびくん!・・・ブラーヴォ!いや、ブラヴィッシモ!!」
「某さん、こちらこそマカロニマカロニ、アルデンテアルデンテ。」

まぁ、本当の会話の内容なんぞはこんなところに書けるわけないわけで。
ともかく熱い話を真剣に伺いながら、頭のどこか片隅で
「あー、今日の事を記事にするとしたら、実名出すわけにも行かないから
 某なんとか・某なになに・某だれそれ、みたいなのばっかりになっちゃうなぁ。」
などと案じていた。

で、書き始めてみたら案の定その通りになってしまったと。
ところで、テノール歌手の某さんとの接見が終わり、ショーの開演時間まで時間があったので
ホールの近所に何か晩ご飯を食べに行こうと思った。

やはりクラシック音楽のカンタータと言えば、イタリア。
よし、イタリア料理でも食べようと思ったのだが、覗いたレストランは全て満席。
仕方なく、本当に仕方なくショッピングセンター内の某中華料理店に入った。

で、何にしようか思案した挙げ句、バンバンジーを注文する事にした。
それにしてもやっぱり今日の事を記事にしたら「某」ばっかりだよなぁ・・・とか考えながら
注文したものだから、つい「棒棒鶏(バンバンジー)」を「ぼうぼうどり」と読んでしまった。

注文しながら「シマッタ!!」と思ったのだが、中華系店員は正しい中華系なまりの日本語で
「かしこまりましたー。ぼーぼーどりですねぇー。」
とぶっきらぼうに応えて、厨房へ消えていった。

約10分後、案外ウマイバンバンジーを普通に食いながら僕は
「いやぁ、そこはしっかりと突っ込まなきゃいけないところでしょ!」
と、自分でぼけておきながらツッコミマイセルフをきめるのであった。

「なんだよ、てめー!結局それがタイトルかよ!」
と記事自体が皆様に突っ込まれそうな気分満点ですが、ひとまず更新完了。
こんなんで良いのです。所詮きゅびのブログですから。
ほな、サイババ!
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by hinemosunorari | 2009-02-19 13:53 | 日々のよしなしごと | Comments(14)

真骨頂は変化球。

ストレートと変化球。バランスがとても大事なのである。
ストレート一辺倒だと、いかなる剛速球であろうと狙い打ちされるし、
ましてや変化球一辺倒でも同じ事であろう。
つまり、人の目は慣れるし、人の脳は先を読むと言う話である。

案外、実は僕のブログも似ているのではないかと思う。
笑いあり、涙あり、うんちくあり、ダジャレあり、妄想小話あり。
持ち球はスピードボールもスローカーブも高速スライダーも
落ちないフォークも一発退場の危険球も何でもありみたいな。
まさに恥も外聞もない独自ワールドのオンパレードなのであるが、
そこら辺の節操のなさが、皆様の期待を裏切りながら、
ギリギリ良い方向に作用しているのではないかと思う。
うん。真骨頂は変化球なのかな?
ともかく、仕事に押されて更新頻度はかなり低空飛行気味だが、
やはりこのブログってものは、長く長く続けていきたいものである。

さて、そんなこんなな諸事情の中、実は昨日大阪より帰京した。
新歌舞伎座での公演が無事に軌道に乗ったので、
後は残るスタッフと劇場さんに全部お任せ、なのである。
久しぶりの我が家。実に約10日振りの帰宅。
普段は、ハードに現代社会を生き抜いているタフネスガイを自負しているが、
蓋を開けて見りゃ、実は結構家族思いのナイスパパだったりもするのだ。

んで、帰宅してみると、王子は親戚の家に泊まりに行っていて留守。
残念と言えば残念だが、まぁしょうがない。
気持ちを切り替えて、久しぶりに嫁とデートとしゃれ込む。
これまた久し振りに渋谷なんぞで待ち合わせをして、
綺麗な格好をした嫁さんに妙にドキドキしたりとかしながら、旨いものをたらふく食ってきた。
いやぁ、満足満足。本当に僕は幸せだと思った。

その夜は、嫁と早乙女さんという美女二人に挟まれて眠るという
これまたとても幸せな一夜。
「マイスイートホーム、サイコー!!」
とか思いながら幸せ気分満点で眠っていた訳なのであるが、
そんな中事件は発生した。

明け方、突如耳をつんざく嫁の怒号。
「もうっ!!ふざけんなよ!!」
ガスッという鈍い音と共に大腿部に走る激痛。
嫁のショートレンジキックが、モロに僕の腿に入った。
「ちょっと?!なんだよ?!」
激痛と怒鳴り声にビックリしたのとで、僕は飛び起きた。

「どうしたの?大丈夫か?」
隣で難しい顔をして唸っている嫁様を起こそうと、肩に手をやったその時である。
「しつこいんだよっ!!」
という怒鳴り声と共に、彼女は強烈な右ストレートを放った。
当然、寝室は暗い。
見えないパンチなど、かわしようがないと言う話である。
彼女の右拳は見事に僕の顔面にめり込んだ。
「ぐあっ!!」
まさか午前4時に、突然ハードパンチを喰らうなんて思いもしなかったから、
パンチをもらった瞬間は一瞬意識が消し飛んだ。

右ストレートを受けた直後に思い出したのだが、彼女の寝相の悪さたるやワールドクラスである。
寝相が悪いと言うより、夢遊病ではなかろうかと思うほどである。
子供が出来てから、しばらく僕は別室で寝ていたので、その事をすっかり忘れていた。
「どーせ、きゅびが普段から恨まれるような事ばっかりやってるから、
 そうやって嫁様は憂さ晴らししてるのよ。」
みなさん、きっとそうおっしゃるかもしれない。

僕も同感。
だからこういう場合は文句の一つ二つ、後で言うけれども、
無駄な抵抗は一切しないで、毛布片手に別室へ避難することにしている。
三十六計逃げるにしかず。

で、数時間後。
「ね、なんでいきなりぶん殴るんだよ。口の中切れたじゃないか。」
「あ?何の事?あたし、何にもしらないけど。」
ってな具合に、本人なーんにも憶えていないのだ。
幸せでスイートな一夜が一転、恐怖と激痛の朝を迎えるのである。
当然、嫁の真骨頂はストレート。

ま、ストレートと変化球のバランスの取れた家庭ってことで
丸く収めるとするか。うんうん。

☆補足トリビア☆
嫁のDNAを正しく引き継いだ我が家の王子も、やはり致命的に寝相が悪い。
あんな天使のような顔でいて、寝相は凶暴である。
二人の占拠する我が家の寝室は、さながら猛獣の檻の様相を呈しており、
常人が安静に眠るのに適した環境とは、お世辞にも言えないのであった。
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by hinemosunorari | 2009-02-06 00:18 | 日々のよしなしごと | Comments(12)

違いの分かる男

うどんが美味い。
別に美味いのはうどんに限ったことではないが、
僕は讃岐うどんと並んで大阪のうどんが好きなのであった。

東京のうどんよりも、大阪のうどんの方が美味い。
どこら辺がどのくらい美味いのか説明のしようもないが、
僕の中で、その程度の違いは歴然なのであった。

さて、違いの分かる男になりたい。
僕の場合、そう思い続けてかれこれ30年あまりが経過しようとしていた。
一体何に関しての違いを分かろうとしているのか、
そもそもそこら辺からよく分かっていなかった。

そういう根本的な問題がわからないまま、ともかく何らかの違いだけは分かりたいという願望。
そんな強烈で無鉄砲且つ無軌道・無分別な願望を胸に抱いたハードボイルドな男は、結構多い。
そして、抱いたスケールの大きな願望を誰かに思い切りぶつけてみたくなると言うことは、
とりわけハードボイルドな男ならばよくある。

そこで、ここ数週間の大阪生活で行きつけになった、
立ち食いうどん屋さんの女将さん(推定63歳)にぶつけてみた。
そういうキャッチボールの相手を間違えてしまうようなことも、男ならばよくある。

「あははは。そりゃ、物事の違いくらいは分かっとかなあかんのとちゃいますか。」
うどんを茹でる釜越しに、笑顔一発、即答であった。
さすが浪速の人生のプロフェッサー。年季が違う。

「例えば、どのくらいの知識とか分別が備わったら、本物のナイスガイになれるんですかね?」
イカす疑問をぶつけてしまった行きがけの駄賃で、本質的な問題も成り行きでぶつけてみた。
日々をハードに生き抜くタフな男にとって、美女との心安らぐ会話というものは、
さながら砂漠のオアシスのようなものなのであった。
例え推定63歳の熟女でもだ。

美女は僕に向かって、こう指南した。
「そやな、世の中のどれが燃えるゴミで、どれが燃えないゴミで、どれがリサイクルゴミで、
 粗大ゴミはどんくらいの大きさから「粗大」言われるようになるのか?
 最低限そのくらいは分かっとかな、あかんやろな。」
関西のおばちゃんの偉大さの片鱗を見たような気がした。
東京に帰ったら、率先してゴミ出し役を買って出ようと思った次第であった。

ところで、疑問。
東京で「肉うどん」っていうと、ほぼ間違いなく豚肉が乗っかったうどんが出てくるのだが、
大阪いや、西日本で「肉うどん」を注文すると、
間違いなく牛肉を甘く煮込んだものが乗っかったうどんが出てくる。
一体どこで肉は牛から豚にすり変わったのだろうか?

ともあれ、そこら辺の違いも分かる男になりたいと、真剣に思い悩む今日この頃、
僕自身ネスカフェゴールドブレンドは嫌いなので、全く口にしないのであった。
あら、関係ないね。
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by hinemosunorari | 2009-02-05 04:38 | 日々のよしなしごと | Comments(8)