きゅびの、ひねもすのらりノウタリン。

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ぶるまん

「ぶるまん。」
良い響きでしょう?好きなんですよ。
キリマンジャロでもモカでもなく、ましてやコナでもなくて「ぶるまん。」

ツアーの初日公演が先日無事に終わりました。
息をつく間もなく、今日は新宿でイベントの仕事。
内容的にあまりにも楽勝の湖な仕事なので、お気に入りのサ店でほっと一息と洒落込んでます。

ここ、但馬屋珈琲店は17歳の頃から来てるから、僕はかれこれ20年選手です。
濃い飴色の木造りの椅子に身をあずけると、古いスピーカーの唄う緩いツービートジャズが何とも心地良い。
扉一枚隔てた向こう側は、新宿西口の別世界。
いや、別世界はこちら側か。

一杯の豊かなぶるまんに、20年の色々な時間、色々な思い出を。
時に甘く、時にすっぱく、時に苦く。

甘味・酸味・苦味の調和が取れた希少なコーヒー、ぶるまん。
その旨さがようやくちょいと解りかけてきました。

さて、これより本番です。
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by hinemosunorari | 2007-10-28 13:15 | 日々のよしなしごと | Comments(20)

敗戦の弁。

「目標50名誘致」を声高に叫びつつ、きゅび38歳「すけべハゲの産卵。」と言う名の挑戦は、
さらりと秋風に散った。考えに考え抜いた自称最高傑作(タイトルだけ)がもたらした結果は、38名誘致。
何の事はない。いつもと一緒である。

あまりに悔しくて、傍らで居眠りしている早乙女さんに泣きすがったところ、
彼女は驚きのあまり「ブッ!」と屁を一発放った。
これじゃ悔しさ倍増である。
だから、涙にむせびながら今夜は敗戦の弁をこの場で述べることとする。

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そもそも、10文字という制限があまりにも厳しかった。
大して感動しない交通標語ですら、5・7・5の17文字なのである。
自分で決めた取り決めだから、どこにも苦情のぶつけ場所がないのが、更に悔しい。

思いつきでかの名言「すけべハゲの産卵。」は生まれたわけではない。
自分なりにかなり熟考した。
狙いは読んだ人に「なんだこりゃ?!」と興味を抱かせる事。
好奇心こそがクリックを誘発すると信じた。

好奇心と言えば、古今東西不朽のモノがある。
言わずと知れた「性」である。
煙たがってはいけない。だって僕らは欲望文化の中で生きているんだから。

さも高尚な理由をつけたが、ともかくスケベゴコロをくすぐるキーワードが是非必要だった。
候補は三つ。「悶絶」「絶倫」「助平」。
選定の際に僕は思いだした。このクルルというSNSは、若年層のユーザーが多い事を。
想像するに、彼らにはきっと「悶絶」も「絶倫」も死語に違いない。
彼らの右手人差し指をポキッとクリックさせるためには、平仮名「すけべ」。これしかなかった。

次に僕はmixiに思いを馳せた。かつての同級生達が多く集うmixi。
彼らの身近な事柄を何としても組み込んで、クリックさせる必要があった。
37~38歳のハートを鷲づかみにするようなキーワードは何か?
厳選した候補は三つ。「ギックリ腰」「歯周病」「ハゲ」。
ここで間違っても「ハードボイルド」なんて出したりはしない。字数を食うから。
ここは正直、大変悩んだ。もの凄く悩んだところで結果が出ない事が分かったから、
割り切って一番字数の少ない「ハゲ」に決めた。

この二つのキーワードだけでも、クルルとmixiから大挙して読者が流入する事は、目に見えていた。
だが、何かが足りない。
そう。肝心の「これは一体なんだろう???」と思わせるモノ。
強烈に好奇心を抱かせる、直感的な何かが足りない。

「すけべ」と「はげ」。
この二つの人格(あるいは特徴)を融合させつつ、更なる高みへ導く触媒は何か?
ここにこそ最もそのセンスが問われた。
長い時間悩んだ。産みの苦しみとは、まさにこのことだと思った。
苦しみの中で、ニーチェとかユーゴーの格言をくっつけようとしたり、
なんとか亀田一家にくっつけようともしたが、余りよい出来映えではなかった。

そこで逆転の発想である。
スケベもハゲも人間であるが、普通の人間には出来ない所作を示す言葉をつけたらどうだろう?
そう思った直後に、僕の脳味噌に天使が降臨した。
天使が優しく耳打ちしてくれた候補は三つ。「・・・の産卵」「・・・のがぶり寄り」「・・・のサライ」。

「・・・のサライ」にかんしては、「スケベハゲのサライ」となってしまい、
「あ、要するに谷村新司のことなのね?」となってしまうため、あっさり却下。
「・・・のがぶり寄り」は相当僕の好みだった。
が、これを採用してしまうと「すけべ」か「ハゲ」のどちらかを漢字表記しないと
自分で決めた制限字数に収まらない。
どうやっても、イメージ通りの作風にならなかったので、泣く泣く断念。

で、最終的に残ったのが「すけべ」「はげ」「・・・の産卵。」
この三つを順序・表記方法など色々な組み合わせで試行錯誤をし、ようやく生まれたのが
天下に名高い「すけべハゲの産卵。」なのである。

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と、まぁ誠に一生懸命取り組んだワケなのだが、
全身全霊を注いで真っ正面から立ち向かったワケなのだが、
結果的には「いつも来る人しか来ない」という、悲しんで良いのか喜んで良いのか分からない
まことに有り難い現実に直面する事と相成った。

ならば思うところは、ただ一つである。
「じゃ、いつもみてぇに、やりたいように、書きたいように書くぜ。」
(簡潔に・・・と言う文言は、頭のものすごーく隅っこに留めておく事にする。)
なんだか、これだけ苦労して結局は着地すべき所に着地した感がある。
統括して一言最後に述べさせてもらうなら、
「今夜のところは、これくらいで勘弁しといてやらぁ。」
といったところか。
では、これより布団をかぶって泣きながら寝るとする。
やれやれ。
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by hinemosunorari | 2007-10-20 02:53 | かなりどうでもいい | Comments(14)

すけべハゲの産卵。

ただ今実験中です。
事情は分からないでしょうが、どうぞご容赦下さい。


 


                      きゅび


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by hinemosunorari | 2007-10-19 11:06 | かなりどうでもいい | Comments(23)

友人の言った一言。

良い話を期待させるようなタイトルであるのだが、今日のところはそんな事は全くない。
友人Kとの夜については、言葉を選びつつじっくり書きたいと思う。
でも、「友人の言った一言。」なのである。
彼は僕に何と言ったか?

「いやぁー、きゅびのブログはおもしれぇよ?
 おもしれぇけど、長いんだよなー。」

そう言った。
確かに、思い当たるフシは相当ある。
そこで、40と言う年齢を間近に控えた、自称・不惑のナイスガイこときゅびは考えた。
「長くて面白い」の対極、「簡潔でつまらない」。これに挑戦してみてはどうか?と。
しかし、本音は「つまらない話」なんか、これっぽっちも書きたくない。
そんなもの書くくらいだったら、オカマとディープキスとかするほうがまだマシである。

だから、当然目指すものは「簡潔で面白い」。これしかない。
では、どれくらい簡潔にしたら喜ばれるのだろう?1200字?800字?
ええい!中途半端はこの際やめて、いさぎよく10字以下にしよう。
これなら万人が「簡潔だ。」と認めてくれよう。
ん?でも10字以下っていったら、もう記事じゃないよな。
・・・構うものか。いっそのことタイトルにしよう。タイトルで勝負である!

通常この会員限定風・超小規模ブログの来訪者数は、平素で10~20人。
記事更新時には微量に増加して30~35人程度。
10字以下のタイトルの魅力で、はたしてどれだけの人をこのブログに導けるか?
そこが、勝負であり挑戦である。
幸い、クルルでもmixiでも新着記事のタイトルは公表される。

よし。決めた以上は俺も男だ。タイトル10字に全身全霊をかけよう。
笑える記事も、唸らせる記事も、泣かせる記事も書いてきたじゃないか。
そのエッセンスを10字に凝縮すればいいのだ!
目標、50人誘致!!

たった今から真剣に考えて明日の午前中に、その作品を発表しよう!
2004年から続いてきたきゅび節の集大成ともいえる、その作品を!
きゅび、「簡潔」への挑戦。乞うご期待!
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by hinemosunorari | 2007-10-19 01:23 | 割とどうでもいい | Comments(14)

あの時、夏空の星は何を言ったか?

某タレントの体調不良による公演中止のおかげで、時間に余裕が出来た。
先日は我が心の師・広さんとざっと10時間ほど痛飲した。
渋谷の割烹に始まり、オカマバーを経て、最後はカラオケボックスで約40歳のおっちゃん二人が
個室で泣き合うという壮絶極まりない飲みであったが、
紛れもなく男が男として男と共に過ごす貴重な時間であった事は、否定は出来ない。
昨今類を見ないアツイ時間であった。
ま、その事に関しては余りにも暑苦しいので、個人の胸にしまっておく。

さて、ひょんな事から出来た時間は、もう一つ僕に贈り物をくれそうだ。
もうずっと再会を熱望していながら叶わなかった友人と、ようやく会えそうなのだ。
(その想いはかつて「お前のブルースを聴かせてくれ。」という記事にしたためた。)
まったくもって、嬉しい限りである。

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受験を控えた高校3年生の夏。僕と彼はよく一緒に遊んでいた。
勉強の話はほとんどナシ。もっぱら共通の友人の運転する軽トラックの荷台に寝転がって
ガタガタ揺れる夏の夜空を眺めながら、女の子の事とか当時夢中になっていたギターの事とか、
とにかく色々な事を話した記憶が強い。(道交法違反だけど)
友人のくゆらす煙草の煙越しに、夏の夜空の星を見ながらよく思っていた。
「なんで星って奴は、頼んでもいねぇのに夢とか希望とかを
 人の傷口に擦り込んできやがるんだろうな。俺の事なんかほっといてくれりゃいいのに。」

古い言い方だが「青春」って何かと問われれば、
実は僕にとってのそれは「傷」としか答えられない。
そして、あの時一緒に青春の時間を過ごしていた僕ら3人は、
きっと同じような傷をそれぞれ抱いていたのだと思う。

僕の傷は、入部した時から熱烈に有望視されていたバスケット。
2年生になる直前に椎間板ヘルニアでプレーを続けられなくなった。
そのぽっかり空いた穴をどうにかして埋めたくて、バンド活動に没頭したりもした。
おかげで新しい仲間も出来た。
だが喫煙習慣のない僕は、「ちょっと一服、ヤニ休憩入れようぜ」と二言目には言う彼らと
親しくなればなるほど、どこか気持ちは離れていった。

「煙草。吸ったらみんなと一緒になれるのかな。」
そう思い詰めて自販機で買った事も何度かあった。
だけど、どうしても手にした煙草を吸う気になれなくて、そのたびに「ばっかじゃねぇの、俺!」
って言って握りつぶして投げ捨てた。

今だから確かに言える。
煙が怖くて煙草を吸わなかったんじゃない。
煙草を一本吸っちまったら、それっきりバスケと縁が切れちまう様な気がしたんだ。
バスケを忘れたくなかった。
プレーは出来なかったけど、気持ちはずっと体育館にいる時のままだったんだと。

コートを去る事を告げた日、大会で一つでも多く勝つ事を約束して頑張ってきた仲間や先輩達は、
リタイアするものの無念を、まるで手前の事みたいに悲しんで泣いてくれた。
あの時のチームメイトに、きちんと約束を果たせなかった悔しさは、
38歳の今でも胸のずどんと深いところに抱えたままだ。

・・・まぁ、人生「傷」なんてどう作用するか分かったもんじゃない。
本人にとっては忘れたくても忘れられない、とても苦々しい記憶なのだが、
あの日の悔しさがあって、大学でプレーヤーとして結構良い思いもしたし、
今でも辛うじてバスケットを続けているわけだし、相変わらず煙草は吸わない。
なんだかむしろ良い方向に転がっている感じがする。
「傷」のおかげである。

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そこで話は元に戻るのだが、友人との再会。
他人から見ればただの酒の席だろうが、僕いや僕らにとっては少々違う。
かつてそれぞれが抱えていた「傷」。
その場所をもう一度胸の深くにのぞき込む、そんな冒険の時間なのである。
あの夏の夜、軽トラの荷台の上の僕らに、星は何を語りかけたのか?
その答え合わせをそろそろしても良い頃なのだと思う。

そうだよな?K。
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by hinemosunorari | 2007-10-05 00:37 | 日々のよしなしごと | Comments(23)

これは何かの兆しだろうか?

今日の話は、本来ならば「相当どうでもいい」というカテゴリに分類するべき話である。
ただ、僕自身にとってはあまりにリアリティ溢れる出来事であったため、
特別に「日々のよしなしごと」としてしたためる。

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担当しているタレントの一人が体調不良により急遽入院した。
熊本・宮崎・鹿児島・函館・札幌という、個人的に楽しみにしていた公演が中止になった。
会社的には頭の痛い問題なのだが、個人的は時間が天から降って湧いたので大歓迎。
家族と軽井沢に一泊で旅行に行く事と相成った。

その道中の事である。
関越道・藤岡ジャンクションを西に折れ、上信越自動車道へと進み、
上州の峻険なる山々を見ながら、車のほとんどいない高速を120kmくらいで
ぶっ飛ばしていたときのことである。
僕は生まれて初めて幻覚というものを見た。

50m程先で、道路がごっそりと崩落しているのだ。
「!」
声にならない悲鳴を上げると同時に、間に合わないと分かっているブレーキを、
必死に踏みつけようとした瞬間、幻覚は解けた。

危険なパニックブレーキをかけずに済んだ。
僕は再びアクセルに足を載せかえた。

危なかった。
車は何事もなかったかのように安定した高速走行を続けたが、僕は全身汗だくだった。
誰にも分かるまい。運転手の異変には同乗していた家族ですら、ぜんぜん気がつかなかった。
一瞬僕が見たあの光景は何だったのだろう?
ともかく、空想でも何でもないあんなリアリティのある幻を見たのは、
生まれてこの方初めての経験だった。

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そして、その晩僕は奇妙な夢を見た。
温泉にゆっくりと浸かって、旨い晩飯を食べた夜中の事であった。

その中で僕は何故か女性なのである。しかも独身。
しかも、合コンの会場なのである。
独身女性が合コンというくらいだから、それは「合唱コンクール」の略でもなく、
ましてや「合成コンクリート」の略でもない。「合同company=合同コンパ」のことである。

しかも、である。ご存知であろうか?
合コン界には色々なローカルルールが存在する事を。
例えば合コン相手を制限する弁護士縛りとか、パイロット縛りとか、ドクター縛り等々。
何とその日は、きいて驚け掟破りの「侯爵縛り」だったのである。

侯爵というのは言うまでもなく英国の爵位の事である。
そんな貴族なんかが、何故合コン?!
そこら辺の滅茶苦茶な設定は所詮夢だから許そう。
ともかく、侯爵との合コンなんて一介の独身女性の僕としては燃えぬワケがない。
半端じゃない意気込みの元、突入した宴の席にいた侯爵達に、僕はのけぞり白目を剥いた。

以下、同席した侯爵(デューク)達。
・デューク更家(ウォーキングトレーナー)
・デュークエイセスの皆さん(コーラスグループ)
・デューク東郷(暗殺者)

ネタではない。勿論、寝てもいない。(いや、夢の中だから寝てはいるが)
ともかく他の同席者など、全く憶えていないが、粛々と進んだ合コンは記憶に生々しい。

きゅび「あの・・・趣味と言いますか、特技みたいなものってあるんですか?」
更家 「ええと、僕の場合は美しい歩き方いいますか、ビューティーウォーキングやな。
    正しい姿勢を意識して歩くだけで、見る見る綺麗になりますねん。
    ま、僕がよく言う”平常心のハイテンション”やね。」
エイセスの皆さん
    「それは、美しいハーモニーですねー。(←既にハモっている)
     わ・わ・わ・わぁー♪(←当然ハモっている)」
東郷 「・・・。(沈黙)」

きゅび「東郷さん?黙っちゃってどうしたの?お腹の具合でも悪いんですか?」
東郷 「・・・。(更に沈黙)」
きゅび「そんな難しい顔していたら、誰も相手にしてくれませんよ!
     特技とか何かあるでしょ?手品とかさ、一発芸とかさ♪」
東郷 「・・・狙撃。」

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「一発だけど、芸じゃねぇだろ!!」
と突っ込みながら目が覚めるのである。
正直なところ、この全く意味の分からない夢を見るのは2度目。
全く同じ話を5日ほど前に見ているのである。

本来眠りは深い方なので、例え夢を見たとしても目覚めるのと同時に全てを忘れる事が多い。
ここまでありありと記憶に残る夢は初めてである。
しかも、2度までも。

前述した幻覚の一件と今回の不思議な夢。
なにか壮大な謎解きを掛けられているような気がしないでもない。
はたして僕はこの巨大な謎を、無事解明する事が出来るのであろうか?
正直なところ、昨今TVで流行中の「でも、そんなの関係ねぇ!」と
片づけてしまいたい気持ちで一杯なのだが。
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by hinemosunorari | 2007-10-02 00:32 | 日々のよしなしごと | Comments(19)