きゅびの、ひねもすのらりノウタリン。

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<   2006年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

築地にて

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有楽町から皇居に背を向けて晴海通りを真っ直ぐに下る。
華やぐ銀座の街を抜け、歌舞伎座を左手に見つつ更に直進。
左手には日本映画の大手松竹本社、右手に少し入ると新橋演舞場。
日本文化を発信し続ける数々のランドマークを抜けると、目の前に大きな寺院が現れる。
築地本願寺。
筑地という地名の由来にもなった寺院。

その本願寺の晴海通りを挟んだ向かいに、東京の台所「築地市場」はある。
平成28年にはその機能を豊洲に出来る新しい市場に移転してしまうそうだが、
江戸よりずっと長きに渡って中央市場の看板を守ってきたこの築地の市場は、
やはり僕らにとってとても馴染み深い。
 
その築地市場に朝っぱらから出かけてきた。
6時に起床して通勤ラッシュ前の電車に乗り、7時30分には市場にいた。
何も社会科見学ではない。確固たる目的があるのだ。
数日前、横浜市に住む高校1年生の甥っ子が、ある日突然告白した。
「まわらねぇ寿司が食いてぇ。」

つまり、築地市場内の寿司屋に甥っ子を連れて寿司を食いに行って来たって事。
だからって何も平日の早朝から出かける事はないような気もしたが、
きゅび嫁の「築地にとれたてのネタ出してくれる、良い寿司屋があるから!」
の一言で、全てが決まってしまった。
やはり、女の決断には有無を言わせぬ凄みがある。

結果は・・・やはり行って良かった。
寿司は勿論新鮮で旨かったが、何よりも築地で生きている人たちの
活気に触れられたのがとても良かった。

寿司屋の板前さんとの会話は、朝っぱらとは思えぬくらいに威勢が良くたのしかった。
但し、一滴の酒も飲まずに寿司を食すのはやはり違和感があったが・・・。
寿司屋のはす向かいにある陶器を扱ってる店のご主人などは、王子をいたく気に入ってくれて
嫁にはお茶、王子にはアイスクリームと、それをこぼしてしまった時の為の
手ぬぐいまで振る舞ってくれた。
(表題写真の王子が、板垣退助張りのひげをたくわえているのは、そのアイスのためである。)

扱っていた陶器もなかなか興味深い品が何点かあったので、
購入して帰るつもりで品物を見定めていたところ、
「皿は逃げないから。
 せっかっく築地に来たんだったらこんな所じゃなくて、魚見てきなよ。
 真っ直ぐ行った先のスロープの両側に、たくさん魚出てるからさ。」
とご主人。
江戸っぽい商売気の無さが、たまらなく素敵だ。

結局、言われた通り市場を見学した後、しっかり器6点を購入。
帰り道の荷物は多少重かったが、大満足の買い物になった。
早起きは3文の得である。
帰りの電車の中で、次回は例え早朝だろうが構わずにお酒を飲もうと心に決めた
きゅびなのでした。

最後にきゅびお得意の、日常全く役に立たない豆知識を一丁。
「魚」と書いて本来は「うお」又は「ぎょ」と読む。「さかな」ではない。
サカナと読むようになったのは、酒の肴に魚が多かった事に由来する。

日本は海に囲まれているという地理的特性上、古くから魚と食文化は切っても切れない縁。
料理で素材を切る時に必要なもののひとつに、「まな板」があるが、
昔は食用の魚を「真魚(まな)」といい、それを切る台として用いる板だった事がその名の由来だ。

更にもう一丁。
魚の切り身を我々は通常「刺身」と呼ぶ。
何故切り身なのに刺身というかというと、いつの時代の話かは失念してしまったが、
大皿に幾つもの魚を切り盛りして殿様に出す時に、
その身が何の魚かすぐ分かるように、魚のヒレを身に刺して出した故事に由来するそうだ。

どうです?
僕のブログもたまには勉強になるでしょ?
全く役に立たないけど・・・。
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by hinemosunorari | 2006-08-31 11:53 | 日々のよしなしごと | Comments(22)

男のロマンについて。

男にはロマンが必要だ。
挫けぬ信念と飽くなき探究心。
これこそを男のロマンと言うのだと僕は思う。

隠された秘法を探り出す。
知られざる歴史の真実を突き止める。
病に苦しむ人を救う新薬を開発する。
人に勇気を与える素晴らしい芸術作品を創り出す。
どれも素晴らしいことだ。

通常、かような大きなテーマを扱った場合に僕が注意することは、
あくまでも独善的にならないようにすること。
身近で分かりやすい例えを用いて、自分なりの見解だったりメッセージだったりを、
誤解が生じないように伝えることに注意を払う。

そこら辺を是非覚えていて頂きたい。
なぜ覚えさせるのかと言うことは、この先分かる。

とにもかくにも、この記事を書くにあたって、僕はひどく動揺し激しく迷っている。
内面の自分と向き合っても、自分の納得する答えが出ないからだ。
男が求めるべきロマンとは、一体何なのだろう?

****************************************************

事の発端を話そう。先週のことである。
外出先から会社に戻ろうと、ぼくは国道沿いの歩道を歩いていた。
会社に戻ってから仕上げねばならない図面のことか何かを考えながら。
陽は十分傾いたにもかかわらず、蒸すし暑いしで、散々な午後だったと記憶する。

何か考え事をしながら歩いている時、人は往々にして周りを見ているようで見ていない。
これは皆様にも思い当たるふしがあると思う。
まさに、そのときの僕がそうだった。

そうやって考え事をしながら歩いている時、
わっと風が吹いた。

僕の数メートル先で、何かが踊るように「バサッ」とおおきくひらめいた。
ぼんやりしている時に、急に目の前で手の平をかざされたかのように、
僕は、いや、僕の眼は、ハッとしてそのひらめいた物にフォーカスをあわせた。
これは、人間として当然の反射的所作と信じる。

焦点の合った網膜に焼きついたものは、向かいから来た自転車に乗る女性の、
完全に捲れあがったスカートの裏地と、女性ものの下着だった。

モロに見てしまった。
この瞬間の僕の表情を知る術は、残念ながら無い。
その時の心境はというと、これも「!」だったかもしれないし、「♪」だったかもしれない。
やはり、同様に知る術はない。

どうか、眉をひそめないで頂きたい。
忘れずに書いておかねばならぬことは、僕がスカートの中身の次に目撃したのは、
自転車の女性が自分の母親並みのご年配だったと言うこと。
そういえば、網膜に焼きついた女性物の下着は、妙にデカかった。
間違えなく、僕がこれまで目にしたものの中では、最大級だと思う。

やばい。
話すべき順序を間違えた。
書いておかねばならぬ事とは、女性がオバちゃんだった事でもパンツがデカかった事でもない。
これは、偶然の事故であり、僕が望んで下着を見たわけではないと言うこと。
不可抗力。回避不可能な事態だったと言うことだ。
何度も言うが、女性の年齢と下着のサイズは問題じゃない。

だが、まじめな僕は思うのだ。
「なぜ、スカートの中身を最初に見た?」と。
急に視野の隅で何かが動いたから?
そりゃちがう。自転車自体、ずっと動いていたわけだし。

「バサッ」と音がしたから?
それも違う。
そもそも交通量の多い国道沿い。
そんな布切れ一枚の音なんかよりも、もっとでかい騒音がガンガン響いている。

じゃ、やはりあれか?
その・・・認めたくないが、僕がスケベなおっさんだって事か?
ウケないオヤジギャグを乱発する上に、スケベなおっさんだって事か?

そりゃ確かに幼少の頃、スカートめくりに情熱を注いだ時期はあった。
だが、自信を持ってここに宣言しよう。
自慢じゃないが、ここしばらくはそんな事しちゃいない。
(本当に自慢にならない。)
では、何故???
今日改めて深刻に悩んだ結果、僕はある結論にたどり着いた。

「女性のスカートの中には、男のロマンがあるに違いない。」

馬鹿にして頂いて結構。
ただ、二つの事実を忘れないで頂きたい。
①世の中の全ての男性がスカートの中に興味を示さなくなったら、
 人類は滅亡の危機に瀕する(ような気がする)。
②本当に、見たくて見たわけじゃない。事故だったんだ。・・・・と思う。

******************************************************

こんな時間に、このような高尚な内容の熱弁を振るうクルルのブロガーは、
はっきり言って僕だけだと思う。
冷静に考えてみると、明日も仕事があると言うのに、甚だバカバカしい。
だけど、バカバカしいことを追求するのもまた、男のロマンのような気がする今日この頃。
いい加減にして、寝ようと思います。
バカな話題ですみませんでした。
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by hinemosunorari | 2006-08-28 03:14 | 日々のよしなしごと | Comments(24)

最近のキーワードと最近の日比谷公園。

改めて言うまでもないですけれど、私は非常に自身の事に関しては無頓着である。
だから、自分のプロフィール画面にある「自分のページをプレビューする」と言う機能に
初めて気がついたのが昨日。(←軽いオヤジギャグジャブ)

「お?なんだこのキーワードってのは・・・面白そうじゃねぇか。」
と思ってポキッとクリックしてみた。
以下は数日前のこのブログのキーワードだそうである。

「怒り、振り逃げ、脳天、チョップ、制裁、ケダモノ、粗暴、凶悪、回し蹴り、
 おっさん、ヒドイ、舌打ち、バスケ、人相、ムカ、仕打ち、度量、縄張り、
 タコ、脳味噌、女性、おじさん、若造、おばさん、 姉さん、アホ、 嘘八百、
 異変、カウンター、強制排除・・・etc」

是非とも昨日の記事の冒頭部分を思い起こして頂きたい。
上質なクオリティーと高いモラルと心をくすぐる切ない文体が、
この僕のブログの持ち味のはずなのだ。

しかるにこれらの語群は一体なんだ?
品性も、インテリジェンスも、上質の絹のような美しい表現も、
全く感じられないではないか!!

私はひどく憤慨している。
この語群の抽出に関してクルルの悪意さえ感じるからだ。
「コラッ!キーワード担当者出てきやがれ!
 もうちょっとマシな抽出機能をつくらねぇなら、お前ぇら全員漬け物石を抱かせて
 東京湾に沈めてやる!仲良くボラの餌にでもなりやがれ!!」

・・・おっと、いけない。これはこれは、私とした事が。
この件は平和的に文書にしたためて、しかるべき窓口に申し上げようと思う。
あくまで、冷静に冷静に。

********************************************

さて、それはさておき、去年同様に今年もグレータートーキョーフェスティバルが開催されます。
(7月の目次→GTF2005①~⑧をご参照下さいませ。)
会場は日比谷公園で、入場は無料。
都内屈指の美しい芝生がこの期間中に限り公開されていて、とっても気持ち良いですよ^^
勿論去年のようにケータリングカーも日替わりで山ほど来ています。

メインステージでは色々なショーが日替わりで楽しめる上に、
日比谷公園の噴水広場では、「光のページェントショー」というのが楽しめます。
(これ、実は僕が担当してます(*- -)(*_ _))
土曜日までの11時から22時まで開催していますので、
都内及び近郊にいらっしゃる方は、是非とも足を伸ばしてみる事をお勧めいたします。

詳細はGTF(グレータートーキョーフェスティバル)ホームページ
http://www.gtf.tv/weblog/myblog/9
にてご確認の上、お越し下さいませ^^
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by hinemosunorari | 2006-08-24 09:56 | 日々のよしなしごと | Comments(16)

ポップコーンと夏の思い出

隣のクラスの彼女が、僕の憧れだったんだ。
だから、初めてのデートは背伸びして、街の小さな映画館に誘った。
何を観るかなんて事はどうでも良かった。
どうやって彼女の手をにぎろうか・・・。
真剣にそれだけを考え続けた結果、昨日はちっとも眠れなかった。

夏休みの終わり。
映画館は割と空いていた。
彼女のオレンジジュースと僕のスプライト。
そしてポップコーンは二人の席の間で僕が持っている。
秘密の計画。

上映開始時間。
客席が暗くなり、フィルムがスタートする。
銀幕の物語を追いながら、僕と彼女は交互にポップコーンを口に運んだ。
計画通りだ。

この袋を僕が気づかれぬように捨ててしまえば、
コーンを取りに来た彼女の手を自然に握る事が出来る。
一度手を握ったら、映画館を出てもずっと手を離さないつもりだった。
僕は、きたるべき勝負の瞬間に備えて、手に油や汗がにじんでいないように、
暗闇の中念入りに手をジーパンにゴシゴシこすりつけた。

映画も佳境に入った頃、僕は秘密の計画を実行に移した。
コーンの袋は人知れず、僕の逆の手に持ちかえられた。
僕らの間の肘掛けに手を載せて、そこに全神経を集中させたまま僕は待った。

映画はもうすぐラストシーン。
アーニャとピーターが決してかなわぬ恋を、それでも全力でゴールだけを見て、
一生懸命に駆け抜けていた。

どれくらい待っただろう?
待ちきれなくて、ちらりと隣の彼女を盗み見た。
彼女は口に入れかけた最後のポップコーンをかじる事も忘れて
真っ直ぐにスクリーンを見つめていた。
真剣に字幕を追う大きな瞳いっぱいにたまった涙が、
ぽろりとこぼれて愛らしい頬を伝った。

僕は息をのんだ。
フィルムのハレーションに白く浮かぶ彼女の横顔は、
あまりにも綺麗だった。
銀幕の中のヒロインよりも、たった80センチ隣に座る彼女の方が、
とっても美しくて神々しかった。

口元にコーンを運んだまま止まってしまった彼女の右手をそっととって、
僕はポケットから出したハンカチを握らせた。
秘密の計画は失敗。
でも、手をつなぐのはまた今度でもいいやと思った。

********************************************

誰にでもある、ほろ苦い思い出さ。
小学生だったかな?まだ。
題して、「ポップコーンと夏の思い出」

・・・・じゃないのである!
今日は好評を博している(つもりの)、「料理の事は、俺に訊け!」
シリーズ最新作の発表なのである!
題して・・・
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やったぜ!
無理矢理映画のエピソードを交えてはみたものの、
実は、これもかねてからの念願の記事なの!
本当に僕、ポップコーンが大好きで、大好きで。
もうどのくらい好きかって言うと、
「3度のポップコーンより、メシが好き。」
って言ってる事が分からなくなっちゃうくらい、好きなんです。

今日は「歩くポップコーン博士」と言われるこの僕が、
その素晴らしいポップコーンの食いっぷりから
「ハトか、ニワトリか、はたまたきゅびか」と賞されるこの僕が、
清く正しく美しい(その上美味しい)ポップコーンの作り方を皆様に伝授しようってぇ
企画なのでございます!(拍手!)

じゃ早速。
言わずもがな男の料理に欠かせないのは、BGM。
今日はこの頃の映画音楽を多数手がけた巨匠、ヘンリーマンシーニのCDを聴きながら
料理を進めようと思います。

さ、まずは材料だ!
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いつものように、写真でごまかそうと思ったけど、たまにはちゃんと書くぜ!
ビューティフル・ポップコーン製造に必要なもの。
①ポップコーンを愛する熱い心。
②テフロン加工の鍋
③ポップコーン(スイートコーンじゃ一生完成しないぜ)約おたま一杯くらい。
④塩(小さじ2~4杯、いや適当で)・黒胡椒(適当)・バター(適当)・サラダ油(おたま半分くらい)
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まぁ、ポップコーンなんてものは、作り方なんて簡単なんですよ。
大事なのはポップコーンを愛する心と美味しいものを追求する情熱だけ。
騙されたと思ってついて来な!
目眩のするほど美味しいポップコーンを食わせてやるから!

そんなこんなで、料理に取りかかります。
まず欠かせないのは、鍋です。
フライパンじゃダメです。何故か?
理由があるのです。追々説明しましょう。

ここは黙って言う事を聞いてください。いや、聞け。
準備した鍋底に粒同志が重ならないように、コーンをしきます。
入れすぎは厳禁。仕上がりが悪くなるだけでなく、焦げ付きの原因にもなります。
ここは重要なポイントですから、声をあげて復唱しましょう。はいっ!どうぞ!
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続いて、油を入れます。
通常はサラダオイルを使いますが、こだわらなければ何でも良いです。
一応、体の事を思ってミシン油やエンジンオイルは使わないでおきましょう!

どのくらい入れるか?
ズバリ、多目です。
コーン粒の半分が浸かるくらいが目安と思ってください。
こうする事により、全ての粒が均一に熱せられ、仕上がりの段階で変に焦げ付いたり、
又は爆ぜていなかったりというような、完成のムラを無くす事が可能になるのです。

「オイルはケチるな!ダイエットなんてクソ食らえ!」

ここも重要なポイントですから、声に出して復唱してください。はいっ!どうぞ!
えー、料理記事にしては一部不適切な表現があった事を、お詫びいたします。

後はバターと塩を放り込みます。
分量をきちっと決めた法律なんてありません。
バターはポトッと。塩はサパサパッと振りかけます。
自己責任において味付けを加減してください。
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さぁ、ここまで出来たら完成はもう目前。
後は弱火にかけるだけだ!
但し、ひとつ忘れちゃいけない事がある。
揺すれ。
一生懸命、鍋を揺するんだ。

理由は二つ。
ひとつは均等にコーンが加熱されるようにする為。
もう一つは爆ぜた後のポップコーンが過度に油っぽくならないようにする為なんだぜ。
だから、フライパンよりも容量の多い鍋を調理器具に選んだんだ!
どうだい?納得でしょ?納得でしょ?
納得しろ!!
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言われたとおりに作っていたら、ほとんど同時期に全てのコーンが爆ぜるはず。
(大体3分くらいが目安かな?)
その爆ぜるサウンドがデクレッシェンドしてきたら、すかさず火から下ろすんだ。
そして、お好みに応じて黒胡椒を振りかけろ!(酒飲みは胡椒多目が良いみたい^^)

美白で香ばしくてふわっとしている、美味しいポップコーンの完成だ!(万雷の拍手!)
最後にポップコーンを食す時の正しいお作法を紹介しよう。
①右手にレンゲを持ち、直立。
②足は肩幅、左手は腰。深呼吸一発。
③右手で大きな円をゆっくりと描くように回す。
④腹の底から絞り出すような声で叫べ!
 「へーんーしーんーーーーーーーっ!  ニワトリッ!!」
⑤一心不乱に「コケッコッコッコッコッ!」とか言いながら、ポップコーンをむさぼる。

あら、不思議。
仕事や家庭での小さなストレスなんか、ポップコーンを機関銃のようについばんでいるうちに
すっかり忘れてしまっています!

ここまで知ったら、もう後戻りは出来ません。
さぁ、あなたも一緒にトリに変身しましょう!コケーーーッ!!
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by hinemosunorari | 2006-08-23 01:56 | 日々のよしなしごと | Comments(59)

王子vs恐竜

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暦の上では秋とはいえ、暑い日が続いております。
皆様お元気でしょうか?
先日、玉川高島屋アレーナホールにて開催中の恐竜博に遊びに行ってきました。
いやぁ、予想はしていましたが、王子は強烈に泣きましたねぇ^^;
化石だけだったら平気だったのですが、動く恐竜&吠える恐竜には、相当びびっていたようです。
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会場の入り口付近。
恐竜の吠える声や、他の子供達の泣き声などなどが聞こえてきていて、
異変を肌で感じ取った王子は、微妙に神妙な顔つきになっています。
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当然写真では分かりづらいのですが、下の写真に写っている恐竜はリアルに動くのです。
至近距離で見ていた王子の目と鼻の先で「ギャースッ!!」と雄叫びをあげたもんですから、
一発で大泣きしてしまいました。
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散々大泣きしたあげく、会場の出口付近にある記念撮影スポットでの一枚。
泣いてはいないものの、完全に放心状態というか、魂の抜け殻というか・・・
笑えます。(彼にとっては笑い事じゃないようですけどね)
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久しぶりに、王子のカテゴリの更新をしてみました。
記事では王子ネタは何度か書いていますが、クルルに「フォト」が在った頃以来かもしれませんね。
まだまだ続く夏休み。彼の夏の冒険も続くのです。
あ、考えてみたら保育園に通っていないので、夏休みもへったくれもないや^^;
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by hinemosunorari | 2006-08-15 05:32 | 王子通信 | Comments(15)

ほろ苦い一夜の思い出

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今回の記事の切なさは、世に”オヤジ”といわれる僕らの世代の男性にしか分かるまい。
そんな読者がこの僕のブログにいったい何人いるのかは、定かではない。
けれどもそんな”オヤジ”のために、敢えて書こうじゃないか、このお話を!

えー、ちょっと前の話。
6月に仕事で四国に行ったことは前に記事に書いた。
その四国でのツアー中に、私きゅびは37回目の誕生日を迎えたわけなのだが、
一緒に帯同して僕を助けてくれる女の子が、誕生日を覚えてくれていて、
ご丁寧にプレゼントを用意してくれていた。

きゅびは恥も外聞もある常識人なので、自ら積極的に
「ねー、ねー。6月28日は僕の誕生日なんだ!プレゼント待ってるからね!」
なんていう広報活動は、一切していない。
だから、当然誕生日のプレゼントもまったく期待していなかったので、
正直なところとてもとても嬉しかった。

彼女は独身。
30歳になったばかりで、とても意欲的に仕事に取り組んでくれている。
典型的ズボラO型の僕の及ばないところを、女性ならではのこまやかな気遣いで、
よく補ってくれていて、仕事の出来る働き盛り伸び盛りの女性なのだ。

そんな誰からも愛される彼女が、なぜ未だに独身なのかは、僕が心配する範疇ではないが、
ともかく、こんな僕の誕生日をしっかり覚えてくれていた事と、
 「あたし、きゅびさんの下で仕事が出来て、本当に嬉しいです。」
とかお世辞でも言ってくれるところなんて本当に可愛らしさ満点で、
思わずジャイアントスイングをかけてしまいたくなるほどなのだ。

*************************************************

松山での誕生日の夜。
僕達は晩飯を兼ねて一緒に酒を飲んでいた。

確か、ふたりが二杯目のお酒を飲みはじめた頃、彼女は突然僕に言った。
 「きゅびさん、昼間言おうと思っていたんですけど、お誕生日おめでとうございます。」
 「俺の誕生日、知ってたの?それはそれは、どうもありがとう。」
 「先週、あたし忙しくて大したものを用意できなかったんですけれど・・・」
  そう言って可愛らしい小さな包みを取り出した。
 「これ、誕生日プレゼントです。きゅびさんに。」
 「えー!わざわざ東京から持ってきたのか?!」
 「本当に、大したものじゃないですから・・・受け取ってください。」

やばい。
明らかに、やばい。
普段から献身的に良く働いてくれる彼女を、僕が悪く思っていようはずがない。
そんな女性からプレゼントなどもらったら、僕の中の「好き・嫌いバロメーター」の針は、
大きく「好き」に傾いてしまうのだ。

ちょっと待て。
僕には美しい妻と生まれて間もないかわいい子供がいるではないか。
僕は自制心を働かせようと脳裏に嫁の顔を思い出そうとした。
が、僕の脳裏に蘇ったのはあいにく、京都・四国ツアーに出てくる前に大喧嘩した時の
嫁の可愛くも何ともない怒鳴り声だけだった。
ああっ、よりによってこんな時に限って!

いけない。
このままでは僕達は仕事上のパートナーだけでなく、
大人のイケナイ恋愛のパートナーに進展しまう。
どうしよう?どうしよう?

考えもまとまりきらないうちに、僕は高鳴る胸の鼓動をはっきりと自覚しながら、
プレゼントを受け取ってしまった。
「ありがとう。これ・・・今開けてみていいか?」
「ええ。ぜひそうしてください!」

胸の鼓動は更に高まった。
普段は控え目な彼女が、そこまで積極的に言うっていうことは・・・
中にはよほど僕のハートを射止める自信のあるプレゼントが入っているに違いない。
いや、それともバースデーカードに、めまいのするほど情熱的な愛のメッセージが
書かれているのだろうか。

緊張しながら包みを開封した僕が、ドキドキしながら袋から取り出したものは、
バナナの皮の形をしたゴム製のドア・ストッパーだった。
当然、情熱的な愛のメッセージカードなんてものは、無い。

 「へ?!」
まるで底なしの阿呆みたいにバナナの皮をつまみあげた僕に、
酒を飲みながら彼女は続けた。
 「それ、可愛いドア・ストッパーでしょ?
  ほら、きゅびさん最近オヤジギャグを乱発して、よくスベリまくってるから
  ”滑り止め”が必要かな、と思ったんですよー。」
 「い、いや・・・・、しかしだなぁ・・・。」
完全に期待を裏切られてアヘアヘ言っている僕に、彼女はたたみかけるように続けた。
 「あ、ドア・ストッパーなんて普段は使い道ないですよね。
  分かっていますよ。
  良いんです、むしろそれはきゅびさんが普段から首にでもかけていてください。
  しょうもないギャグの抑止策として。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」

沁みた。
酒がではない。もちろん、彼女の心遣いでもない。
松山の居酒屋の有線放送で流れる名も知らぬ演歌が、ひどく胸に沁みた。
これから夏本番を迎えようと言う時期に、何故か僕の胸には
ぴゅーぴゅーと吹き荒ぶ冬の嵐がうなっていた。

*************************************************

彼女は相変わらず献身的に良く働いてくれるし、
僕の彼女に対する評価はあの夜の前も後も変らずに高い。
ただ一つ違うことがあるとすれば・・・
あのほろ苦い夜を経たことによって、少なくとも僕は慎ましい大人になれた気がする。
周囲を気遣う謙虚なオヤジギャグの使い手になれた気がする。

世の中ではたまに「男は付き合った女性に育てられる」なんていったりするけど、
本当にどうして僕の身の回りには母・嫁を含めて、
こうもツワモノが揃っているのかと、不思議でならない今日この頃である。

ちなみに、余談ではあるが僕が母から授かって、
金言として胸に刻んでいる名文句を一つ紹介しよう。
「女の言うことは、聞け。」
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by hinemosunorari | 2006-08-11 18:47 | 日々のよしなしごと | Comments(20)

暑い夏ですな。

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気象庁が毎年生み出す最高の名文句、「どうやら梅雨が明けたみたいだ宣言」が発表された後、
数日間はまるで秋のような、とても涼しくて快適な日が、東京では続いていました。

「オイオイ、こりゃ異常気象じゃないのか?
 夏はどこ行っちゃったんだ?いよいよ地球滅亡か??」
なんて、心配していました。映画界では、実際に日本は沈没したりしていますし。

今にして思えば、余計な心配なんかしなきゃ良かった。
ここのところ数日の天気ときたら、「うだるような暑さ」なんてもんじゃない。
アスファルトはさながらキンキンに熱したホットプレートみたいだし、
クラクラして見上げる空には、照り焼き用の電熱器の如く、
お天道様が睨みを利かせている。

「エアコンの設定温度は下げすぎないようにしましょう。
 電気を大切にね♪」
という東京電力の電子ちゃんのCMにも、これじゃ誰も耳を傾けやしない。
言わずもがな、きゅびの身のまわりではエアコンがフル稼働してる今日この頃です。

そのクソミソに暑い中、先週に続いてゴルフの予定を入れてしまいました。
やはり、何故か自虐的な37歳です。
今回は千葉ではなく、栃木の高原。
さわやかなイメージでしょ?ちゃんと学習してるんです。はい。

「やっぱりさ、暑い時に千葉のゴルフ場ってのは無いよね。
 夏は避暑地のゴルフ場に限るって!がはははは!」
なんて高笑いしていたのは、クーラーの利いた車の中だけでした。

ゴルフ場について車を降りてみたら、普通に30度近くありまして、
東京と何ら変わらない環境に、居合わせた4人は一斉に無口になったほどです。
先週に続いてビールが手放せない、堕落したラウンドになってしまいました。
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炎天下の中、自分でひっぱたいたボールを責任持ってひたすら追いかけ続け、
その上お金まで支払うという最高に自虐的な競技を終えて、
フラフラになりながら帰宅すると、
「ね、今日は近所の公園で盆踊り大会やってるのよ。
 颯ちゃん連れて行ってみる?」
ときゅび嫁がにこやかに語りかけてきました。

元々今日は王子と遊ぶ為に空けていた一日。
それを急に”仕事絡みの”ゴルフにしてしまった後ろめたさもあり、
僕の聞き分けの良い鼓膜は自動的に嫁の一言を
「今日は近所の公園で盆踊り大会やってるのよ。
 颯ちゃんを連れて行け。」
と聞き取るのでした。

地元の町内会やらPTAやらが主導してやっている、こぢんまりとした盆踊り大会。
小学校の校庭に櫓を建てた盆踊り会場には、ちゃんと手作りのお店も出ていて、
明るいお月様に、つらつらと連なる提灯と、何よりも子供のはしゃぐ声。

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いいねぇ!
やっぱりカーニバルとかフェスティバルとかじゃなくてさ、
日本の夏と言ったら湯上がりに浴衣着てさ、下駄つっかけてさ、うちわで涼んでさ、
音楽は東京音頭やら炭坑節なんだよね!
何だか暑さは変わらないはずなのに、こういう場に身を置くだけで
この暑さがすーっと体に馴染んでしまうから不思議です。
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我が家の王子も初めての盆踊り体験。(といっても踊ってはいないけど)
ヨーヨーつりにも挑戦しました。(といっても実際は嫁が釣ったんだけど)
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小さくて手作り感溢れる納涼駒沢盆踊り。
蒸し暑くて寝苦しい夏の夜、暑さがほんの一瞬ゆるんだような、
楽しい一夜になりました。

それにしても、ゴルフをやった後にもう一つアトラクションが加わると、
もの凄く充実した一日が送られたような気になるのですね。
ゴルフだけだと、楽しいながらも「あー、休日一日潰しちゃったよ。」となるのですが、
今回は偉く充実した一日の印象があります。
それもこれも嫁と息子のお陰でしょうかね?
とても勉強になりました^^
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by hinemosunorari | 2006-08-08 07:58 | 王子通信 | Comments(25)