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孤独と記憶。

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海の底に眠る貝が、
夜空の星に恋をしたとする。
星に届かぬ貝は、孤独だろうか?

寂しさを知って、人は優しくなるという。
孤独の最も奥底にあるもの。
それは、貝のように静寂な記憶。
誰かに愛されたという。

本質的に人は孤独ではあるけれど、
海の底のような孤独を知るからこそ、
星が満ちた空のような愛を知るのだと思う。

孤独を知り、愛を知る。
小石を真珠に変える奇跡は、
海の底に眠る貝に、星の光が届くからこそ
起こりうるように思う。

孤独と記憶。
それでも貝は、孤独だろうか?


Commented by osakaken at 2017-04-29 09:45 x
大きな大木を見ると その根を思わずにはいられません。
悲しみや 孤独 を土の中に隠して・・
そして 芽が出て 若葉が茂る時には そこには光の様な愛が必要かもしれませんね。人も光を求めて育つ・・。

貝もお魚も 地球上の生き物は 
みんな 1度は 星に恋するのかも?
それに 月や星に愛されているのよ・・私達は。
だから きっと 貝は孤独なんかじゃないよ。
Commented by hinemosunorari at 2017-04-29 11:03
■大阪ケンさん
むむっ!さすが大阪ケンさんのコメント!という感じです。
超・久しぶりのマジメな記事。
文系の脳ミソを7年ぶりくらいに点火させたワケですが、
がっぷり四つに組んでくるのは圧巻です。
・・・ええと、体重や相撲の技量のことでは無くて、
ハイレベルな読解力とコメント力に関して。
脱帽です!^^

幼少期・思春期・それぞれノ時期に
いろいろな人の愛情に支えられて生きるわけですが、
自分が親になってみて、はじめて自分が親から受けた
無償の愛情に気づいたりします。

孤独を知らねば、愛の深さを解せない。
ただ、孤独と対峙した時に
人を支えるのは誰かに愛された記憶だと思ったのですね。

10年後、20年後?
颯一郎が大きな壁に直面した時に、
彼の背中をそっと支えている、
そんな記憶を沢山作ることが目標の今日この頃です。
Commented by masshy85 at 2017-05-02 18:33
さすがosakakenさんですね。
ちゃんと受け止められてる!
深く考えずに過ごしてきてますね。
また、挫折の経験が少ないから困難にストレスをガンガン感じるのです!
弱いなぁ。自己中なのですね。
Commented by hinemosunorari at 2017-05-09 06:44
■まっしーさん
PCの調子が思わしくないので、
個人的に嫌いなスマホからの返信です。
挫折の経験が少ないなんて、うらやましい~。
人生の多くが挫折で豊かに彩られている僕には
とても想像が及ばぬほどですよー。
自己中かどうかは分かりませんけど、
本当に自己中だったらそんなことすら
思わないような気がします(^^)
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by hinemosunorari | 2017-04-28 20:34 | 日々のよしなしごと | Comments(4)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
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