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孤高の天才・加藤文太郎の愛した六甲の山々に抱かれ、命の洗濯をする・・・その4

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またまた前回からの続きです。
この投稿が今回記事の最終回、ということで先に全行程を。

シェール道をたどり穂高湖(←北アルプスっぽいw)に出会い、
湖畔にそびえるシェール槍(←同じく、槍ヶ岳っぽいw)の山頂を極め、
そこでお昼ご飯を食べた後に、今行程最高峰の六甲摩耶山の頂上より
神戸市街全景をおがんで新神戸駅に戻る・・・
・・・いや、戻った後更に電車で三河安城に移動するというのが、
最終回のあらましでございます。

こう書くと長そうだけど、摩耶山の頂上から後は、
日没時間との競争だったので、実は全く写真を撮っていません。
ってことは、記事で扱うのは摩耶山の頂上まで。あとちょっとじゃんw
では、早速レッツらゴーっと!

心地よいシェール道も終点間近です。
下の写真、歩道の先は巨大なコンクリートの砂防ダムになっています。
そう、もう穂高湖です。
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穂高湖も紅葉が美しく、また風がほとんど無かったゆえに、
湖面はまるで鏡のようでした。
その周遊歩道を歩いていると、突然でてくるのが、シェール槍の登山口。
手作り感満点の立て札です。

そのシェール槍は「槍」ってくらいですから、もう岩登りに近い感じでした。
トレッキングポールをたたんで、四肢を駆使してよじ登ります。
ここまで結構歩いてきたので息が上がりますが、
頂上で食べるお昼ご飯というエサが目の前にぶら下がっている以上
頑張らねばなりません。

で、途中写真など撮る余裕もなく、なんとか頂上にたどり着きました。
イェイ♫
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槍の先っぽ(頂上の事ねw)は畳2,3畳ぶんの広さしかなくて、
見晴らしは素晴らしいけど、せまかったー。
上の写真はシェール槍頂上から眺める穂高湖。

ちょっとアップにしてみましょう。
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桟橋らしきデッキのそばに人影があるのがお分かりになるでしょうか?
遠足の小学生らしき数人がこっちを見てキャーキャーはしゃいでいます。
「おーい!」
と手を振ると、「をー!。」とか感嘆しながら手を振りかえしてくれます。
アホみたいな事が結構楽しくて、しばし彼らと合図の交換合戦をしました。

実はこのとき、山頂には先客がひとりおりました。
大阪在住のおっちゃんで、平日に会社をサボってはよくここに来るそうです。
僕がたどり着いたときは一人で景色を楽しみながらカップ麺「どん兵衛」を
食しておりました。
氏曰く、「ここで食べる飯はサイコーでね、つい来てしまうのですわ。」

わかる!わかりますとも!!
本当は僕もここでお昼を食べたかったけど、
二人が荷物を下ろして食事をすると、後から人が登ってきた場合、
足の踏み場がなくなってしまう。
よって、先輩にこの場は譲り、僕は湖畔のどこかで食事することにしました。
うん、損して得取れです。
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上の写真が、シェール槍を穂高湖畔から撮したもの。
山頂から撮った写真の逆アングルです。
きれいでしょ?損して得をとった結果ですw
桟橋ではさっきの小学生たちが、拾った木の枝で穂高湖をかき混ぜてました。
なにをやってるんだかw(・・・遠い昔のオノレの姿が重なります。汗)

こーゆー小学生に関わると、なにやら危害を加えられそうなので、
さっき手を振ったという身分は伏せたまま、
僕は具合の良いベンチを見つけ昼食&コーヒータイムとしゃれ込みました。
ふふふ。
湖を棒っきれでかき混ぜるようなアホどもには関わってなどいられぬのだよ。
(と、かつてクラスの金魚水槽にバスクリンを溶かし、
 金魚達を全滅させた過去を持つオッチャンが申しております。)
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昼食はBLTサンドウィッチとコーヒー。
コーヒーは最近お気に入りのエチオピア産のイルガチェフェ。
他の豆にはない、独特の華やかな明るさがあります。
景色と相まって美味しいんだなぁ~。
頭上を見上げると秋色の美しい天蓋。もう最高ですわ。
あー、来て良かった!
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穂高湖を後にしてしばし歩くと、「自然観察園」なる公園に出てきました。
池があったので、ここでも写真をパチリ。
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池の水面が綺麗だったので、近寄ってパチリ。
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いやー、癒やされまする。
そして自然観察園からちょっと歩けば、そこは今回の最終到達点、「摩耶山」なのでした。
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・・・。国立公園だったんですね。
道理で美しいわけです。ははは。
山頂は広い公園になっていて、展望台からの眺めはさすがの一言でした。
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一瞬、ロープウェイで下山しちゃおうかなとか血迷いましたが、
そこは腐っても体育会系。ハードに日没時間と競争しながら、
ダッシュで下山するのでした。
おかげさまで2,3日筋肉痛だったっちゅーハナシです。
でも、それを補ってあまりある素敵な景色の数々に出会えた今回の山歩き。
神戸で時間を作ってまた来てみたい場所でした。
命の洗濯、完了です!

Commented by osakaken at 2016-12-11 09:22 x
命の洗濯を 分け与えて頂き 感謝!
ホンモノの紅葉・湖・・手を振りあう事など 羨ましい限り!
ここで この器具で入れたら エチオピアコーヒー 一段と香しいでしょうね。
それにしても tough guy ! 
でも 無理しないでね・・この後 愛知に行かれたことを考えたら 少し心配にもなりました。
Commented by hinemosunorari at 2016-12-13 06:26
> osakakenさん
お返事が遅くなってしまってスミマセン。
単独行の旅は人と触れあうことも
大きなその魅力の一つです。
原始的な喜びなんですけどもね~。(^^;
そう考えると、旅は人生の縮図なのかも!
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by hinemosunorari | 2016-12-08 12:56 | 日々のよしなしごと | Comments(2)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
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