スープには命が宿ると思うの。

去年の大晦日のことである。
掃除も無事に終え、清い身体で新年を迎えようと、シャワーを浴びた。
お気に入りのシャンプーを存分に泡立てて洗髪した後、
泡を洗い流そうとしたときに、その悲劇は起こった。

「あのー。すみませーん、水しか出ないんですけど、
 どうなってるんですかねー。」
泡だらけで両目を固く閉ざしたまま僕が風呂場で叫んだ時、
唯一の同居人であり、唯一問いかけに答えてくれる可能性のある早乙女ジル嬢は、
我がベッドの上で白目をむいて大イビキをかいている最中であった。

僕の明晰な頭脳は、この非常事態に及んでも、チョー冷静。
かつて新築だったこの家も、住み始めて15年が経とうとしていることに思い及んだ。
さらに思い起こせば数年前、断水のお知らせに気づかず、プッツリと水道が止まったのも
まさに洗髪中の出来事だった。

もしも世の中にシャワーの神様とかいたとしても、
絶対に僕とはウマが合いそうにない。

*****************************************

そんなこんなで、派手な買い物なんかしないで、穏やかに新年を迎えたかったのに、
いきなり給湯器交換の刑=15万円というまとまった出費で年が明けた京子の五郎、
皆様いかがお過ごしですか。
記事を書く時間には苦労してますが、変わらずネタまみれの日々を送るタフガイ、
きゅびでございます。

ええと、前回の記事。ええ、野菜スープの記事です。
包丁を研ぐ時に使用したBGM「修羅雪姫」が、あまりにもはまりすぎて痛快だったので
そこら辺を重点的に記事にしようと思ったんですけども、
書き出したら全く違う内容になっちゃったんですね。
当然、写真なんかも全然用意してなかったんです。

「いやぁ、分かりづらい記事を書いちゃったなぁ。」
なんて反省を少しだけしていたら、挽回のチャンスが急に訪れました。
母方の田舎から、自家製のキャベツがズドーンと送られてきたんですよ。
「野菜庫にも入りきらねぇし、スープかカレーにでもすっかなー。」
とひとりごちたところ、「スープを作ってよろしい」と嫁が許可をくれました。

ですから、今回は写真を撮りながら作りましたよ。
ええ、言うなれば今日の記事は前のものの補足です。
ただし、あくまでも急に決まったことなので、作り出してみたら材料が足りなかったり、
記事で書いた分量といろいろ違ったり、というのが多々生じました。
そこら辺は笑って許して下され!

では早速。
b0182613_01531371.jpg
上は材料達。で、皮をむくものはむき、さっと水洗いします。
むきと言っても栽培方法は有機です。あ、どーでもいいですか。
で、下の写真は材料を切り終えたところ。
この時点で初めてニンニクを切らしていたことに気づきました。
正月ボケですかね-。
あわてず騒がず、チューブの生ニンニクで代用です。
ええ、急場をしのぐには機転が重要なんです。
b0182613_01535023.jpg
で、そのチューブニンニクを小さじ大盛り一杯とって、
オリーブオイルで炒めます。
をー、なんだか香りは本物のニンニクっぽいぞぉ!
b0182613_01535031.jpg
そして、ニンニクを炒めるべく、オリーブオイルをひいた時に初めて、
鶏もも肉を切らしていることに気づきました。
正月ボケですかねー。
あわてず騒がず、ツナ缶二つで代用です。
ええ、急場をしのぐには機転が重要なんです。
あれ?さっきも同じこと言ったような・・・(-公- ;)

ま、ともかく、続けざまにジャガイモ・ニンジン・タマネギを投入します。
そして洗ったキャベツ1/2をなんとなーく復元し、鍋に収めます。
b0182613_02163723.jpg
一見すると、はみ出てるように見えますが、そこは目の錯覚。
絶対に鍋に収まっていると勇気を出して割り切って、作業を進めます。
下の写真は、鍋に水と塩小さじ4杯を足したところ。
当然、火が通るにつれ野菜からも水分が出ますので、
大人の皆さんはがっついたりせず、控えめな分量の水を注ぎましょう。
コレは常識ですね。
b0182613_01535151.jpg

b0182613_01535168.jpg
まるではみ出てるかのように見えるキャベツにフタをのせ、
加熱しながら「小さくなーれー、小さくなーれー」と300回ほど唱えると、あら不思議!
あれほどはみ出ているかのように見えたキャベツが、いつの間にか鍋にすっぽり収まってます。
そうしたらしめたもの。
一煮立ちさせて、灰汁を取ります。(灰汁は基本鍋肌に集めてとりますよ~)
b0182613_01535199.jpg
が、ここで大問題発生。鍋から沸騰した水分が大量に噴きこぼれましたΣ(-∀-;)
いい大人は水を入れすぎない、コレ常識とか言ってたくせに
なんたる不始末(-公- ;)
育ちが悪いわけじゃないのに、基本的な性格が貧乏性なんですよね。
鍋には水分が7割~8割入っていないと、気が済まないんですよ(ノД`)・゜・。シクシク
だから、僕がスープを作ると水の入れすぎにより、
大なり小なりどこかで必ず噴きこぼれます。やれやれ(o´Д`)=з

そんな性格の僕だから、余分なスープをすくって捨てるなんて絶対に出来ません。
フタを開け極限まで火力を弱め、根気よく時間をかけて煮詰めます。
この際CO2削減とかクソくらえっちゅーハナシです。

格闘すること約20分。ようやく水気が減ってきたので具材を追加投入です。
前述の通り、ツナ缶二つとトマト缶一つ。
そしてフタをしてそのまま20分ほど煮込みます。
b0182613_01535186.jpg
b0182613_01535262.jpg
大量の噴きこぼれのせいで、昨日の記事にした時間配分がメチャメチャです(6 ̄  ̄)ポリポリ
思いつきではじめた補足記事ですから、大目にみてやって下さい。
で、紆余曲折の末にどうにか完成。
本当は器に盛りつけた写真を載せるべきなのでしょうけど、
途中余計な時間を食っちゃったせいで、給湯器交換の打ち合わせの時間なんです彡(-ω-;)彡ヒューヒュー
ですからフタを取った写真で許してくださいませませ。
b0182613_01535287.jpg
キャベツの素敵な甘みがよーく出ていて、とても美味しかったので、
味付けは最初に入れた塩小さじ4杯だけです。
いつもは黒こしょうで味を調えるのですが、これじゃ今回は出番なしですね。
こしょうの刺激は優しい甘さを消してしまいかねませんから。

うん、これで良いのです。レシピはあくまでも目安。
目指すべき味がキチンと自分の中にある場合は、
レシピを無視してでも、その味に向かって仕上げていくべきなんです!
それこそが料理!(←弁解がましく断言w)

ではみなさま、簡単且つ(噴きこぼれなければ)お手軽な野菜スープ、
是非一度お試し下さいませ。ごきげんよう。
(*- -)(*_ _)ペコリ


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Commented by masshy85 at 2015-01-06 08:59
ツナ缶、って万能ですね。
今度使ってみよう!
Commented by hagumi at 2015-01-06 09:59 x
何が気になるって
マロンさんの鍋ですよ。
深鍋いいですね。
Commented by osakaken at 2015-01-06 21:07 x
調理許可が下りて・・良かったね~フフフ
美味しそうです!冬のスープは何よりのご馳走!
特に野菜中心のスープは 私達世代には 毎日でも頂きたいたいような・・。もう肉中心のスープはサヨウナラ~・・。

写真が分かり易く 有難い~~。
Commented by hinemosunorari at 2015-01-07 09:37
■masshyさん
今どきの缶詰、美味しいものが多くて
ビックリします^^
イメージ変わりましたw
Commented by hinemosunorari at 2015-01-07 09:41
■hagumiさん
深鍋、めちゃ重宝しています。
スープやカレーなんかは大量の材料で作った方が
美味しいですからねぇ♪
そして、あれだけの量を作ったにもかかわらず、
もう消費してしまったという・・・。
食いしん坊か!
Commented by hinemosunorari at 2015-01-07 09:46
■大阪ケンさん
作り出してから、足りない材料がたくさん判明するという;;
なんともO型気質満点な料理記事で、
お粗末様でございました。彡(-ω-;)彡ヒューヒュー
今回は美味しいキャベツを頂いたので、
通常は取り去ってしまう芯に近い部分まで
煮込んで美味しく頂きましたよ^^
by hinemosunorari | 2015-01-06 02:06 | 日々のよしなしごと | Comments(6)

洒落と知性と愛そして無駄の織りなすブルース。


by きゅび
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